ゲレンデ問題経緯 |
2001年9月 国土交通省より、阿賀野川船舶通行方法について説明会が開かれる。
この原案によると、ショアのゲレンデである、太平橋〜白新線鉄橋までの区間も航行規制の
範囲となっている。
緊急事態発生!
ここから、我々の活動を開始。
ショアのリーダー 峰本と、水上オートバイ専門店 「JET SPORTS FACTORY」代表 田中
の2名を中心として、「ゲレンデを確保しよう」を目標に様々な説得を行う。
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問題点 |
なぜ太平橋〜送電線までの区間が航行規制にかかるのか?
漁師さん、プレジャーボート関係の方からは、小さな問題は有るものの
これと言って大きな苦情も無かったのですが、
自然環境上の大きな問題が有りました。
太平橋〜送電線までの区間に、大きな中州が有ります。
ここが、日本有数の白鷺の繁殖地だったのです。
この中州を守る為の航行規制なのです。
一番の問題点は、船が起こした波による自然河岸の侵食と騒音問題でした。
その他の点では、変な差別や訳も無く嫌っている、団体関係諸機関はいませんでした。
ちゃんと、水上オートバイを一つのスポーツとして見てくれて、大変うれしかった事を
覚えています。
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意見提出 |
まず、水上オートバイの特殊性についてお知らせしました。
オートバイを下ろす斜面が必要、一時的に休憩する場所が必要であり、
新潟市周辺では、海は海水浴場となり無理、信濃川も下ろす場所が無い、
唯一遊べる場所が現在のゲレンデなのです。
毎日走行するのではなく、休みの日だけで冬場は乗らない。
最近の水上オートバイは昔のように大きな騒音を出していない。
騒音だけを取り上げれば、白新線の電車の音の方が大きい。
専門学校のクラブ活動として水面を利用したい。
全国大会へ出場している選手がおり、練習場所、試運転の場所が無くなる。
など、我々の意見をぶつけてみました。
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その結果 |
航行規制の範囲が、白新線鉄橋〜送電線 までに変更になりました。
太平橋〜白新線までの我々のゲレンデが、確保できたのです。
膨大な資料を作成してここまで築き上げてきた行政に拍手!!
深い理解を示してくれた、関係諸団体様に深くお礼申し上げます。「ありがとうございました。」
これを機会に、せっかく許可をいただいたゲレンデですので、大切に利用していきたいと思います。
水上オートバイ愛好家の皆さん、よろしくお願いします。 |