数年前まで札幌周辺では、野幌森林公園のコロニーが有名でしたが、
野生化したアライグマの野幌進入が確認された頃にコロニーを放棄し、
営巣地が分散したため、時期になると新しい毎年営巣地発見の報道があります。
あいの里近くにも巣があり、5月末には雛が声を上げています。
わずか1、2個の巣なのにその樹の周囲は糞で真っ白でした。
7−8月にかけて当別町の水田で親子らしいアオサギが見られます。
|
日が短くなり、河原や公園も緑が色あせはじめる頃、茨戸川河岸で
群れを見かけるようになります。
10月下旬以降に旅立つようですが、時期は確かめていません。
札幌大橋のすぐ脇に流れる拓北下水処理場の排水はを厳寒期でも氷りません。
また、ここはヤツメウナギ漁の船着場もあり、
厳寒期を除き石狩川の氷割をしながら漁を行っています。
さらに、札沼線の鉄橋橋脚付近は浚渫ができないためなのか、
厳しい寒気でも完全に結氷することがないのです。
こんな氷らない水辺で越冬する水鳥が、毎年見られます。
1羽のアオサギが1998-1999、1999-2000の2シーズンにわたり越冬しました。
|