Dec.11-14,2000 & Feb.22,2001
 ヒバリ  Alauda arvensis 石狩川堤防斜面の草原
団地内空地
ヒバリ科
草原の鳥

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4月上旬〜9月下旬
雪原の春告げ鳥 
 毎年,4月上旬の暖かい陽射しが降り注ぐ日の午前〜昼にかけて, 最初の短いさえずりが聞こえます. 最初は「今のヒバリだよね」と 確かめたくなる奥ゆかしい鳴き方ですけれど.

 2000年には雪の残る堤防で,雪原の上をピョコピョコ跳ねるヒバリたちを見かけ ました(右). この後,遅い雪解けを待てずに,真っ白な草原でさえずっていました.
 同じ頃、カワラヒワやムクドリも見かけるようになりますが、 草原の小鳥の中で最初にさえずり始める鳥なので, 彼らの歌を聴くと「春になったんだな」と実感します.

残雪上のヒバリ
2000年4月上旬
 堤防の主役
若鳥だろうか、あまり人を恐れない
2000年7月中旬
 4月中頃〜6月上旬は、一番目立つ(耳立つ?)鳥。一日中さえずってます。
 このあたりは毎朝・毎晩、そして毎週車でやってきて犬を放すこともある 「犬の散歩広場」状態です。 (キタキツネも暮してます)
でも、そんな中でちゃんと若鳥を育て上げているようです。
 中旬以降のさえずりは休み休み。 唐突に始めたかと思うと、すぐ舞い降りたりを繰り返し、 7月下旬の中途半端な一声で終わります.
 最後の方の歌は下手です。もう、情熱がないのか、それとも、 アカハラのように若鳥が練習しているのでしょうか?
いつまでいるのだろう? 

 その後、堤防の舗装道路でよく見かけます. 1羽だけということは少なく、大体は数羽がぽつりぽつりと道路際にいます. そして、近づくとすぐには草むらへ入らず、道の奥に逃げるのが不思議です。

そういえばヒバリに限らず、 ハクセキレイなども横に逃げずに進行方向に逃げますね。 鳥の習性なのでしょうか?

 9月中・下旬までは、道路にたむろする彼らを見かけますが、 最後に旅立つ時期はよく分かりません。
 10月にもヒバリのようなシルエットを見かけることがありますが, この頃、鳥達は一瞬で藪に消えるためはっきりとしません.