秋になると、再び庭に現れます。
下を向いたヒマワリの上に乗り、思いっきり上体を伸ばして器用に種を採ります。
ヒマワリと比べあまり腹の足しにならないと思うのですが、
コスモスの種には目がありません。 忘れていると翌年の種が取れなくなるほど、
徹底的に食べられてしまいます。
あんな、細い茎の花の種をどうやって食べると思います?
しっかりと、足で押さえ根こそぎ食べてゆきます。
まず、適当な茎に留まり、くちばしで種の付いた茎を足元に引き寄せます。
次に、その茎を片足でしっかりとつかんで固定してから食べるのです。
この後、いつの間にか旅立ってしまうのですが、2000年は10月20日過ぎに、
10羽程の群れが再び庭に現れ、シソの実まで根こそぎ食べてゆきました。
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秋 1999年9月中旬
写真左
ヒマワリの種を食べているところです。 この位置から身体を思いっきり伸ばして、
総苞片の間にくちばしを突っ込み、種を引っ張り出します。
右 茎をくちばしでくわえた所です。
この後、左下方へ折り曲げて足で固定してついばみます。
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