Feb.27,Mar.14, 2001
ムクドリ Sturnus cineraceus 公園・緑道・空地
河畔林・堤防斜面
ムクドリ科
市街地,村落,農耕地の鳥

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3月〜10月
春を街に運ぶ  
 春が近づくと最初に街に戻ってきます。どうやら、2月末には街なかや周辺に 出没しているようですが、我家付近に来るのは3月下旬. 冬の間スズメ・カラ・アカゲラなどが集まる餌台に大挙して現れます。

 4月になると 雪が消え緑が混じり始めた堤防斜面でピョコピョコと跳ねながら 餌探しする独特の愛らしい動作を見せてくれます。

 5月中旬頃 *1 、 小さな河畔林*2 に集まり始めます。 5月末〜6月上旬は沢山のムクドリが忙しそうに林と土手の間を飛び交り、 子育てしている姿を見ることができます。

  6月下旬のある日、林がムクドリの鳴き声で騒然となり、 同じ頃、河岸近くで若鳥を引連れた親鳥が見られるようになります。  その後も、林−土手間の餌は運びは7月中頃まで続きます。

不鮮明でm(_ _)m
堤防で餌あさり
1999年4月中旬

*1:  5月中旬
 この頃、給餌行動をするムクドリが見られます。求愛行動でしょうか? その時は♀(?)が逃げてしまいましたたが、今度じっくり見てみたいです。

*2:  小さな河畔林
図鑑では営巣は「樹洞」でとあります。 「樹洞」を持つ樹=それなりに年老いた樹が河畔林にある。ということでしょうか。 でも、アカゲラも営巣しているので、アカゲラの巣の再利用なんてこともあるのかな?

  群れ 群れ 群れ
不鮮明でm(_ _)m
子育て一休み?
1999年6月中旬
 6月中頃になると街中の緑道・公園・空地の草刈り直後の緑地で 10羽程のムクドリを見かけるようになります。 付近を歩く人を気にしながら、 樹や電線に逃げては舞い降り、ピョンピョンと跳ねながら餌探しをしています。 7月中旬には20羽、8月初めに50羽程と大きくなって行きます。

 8月中旬には100羽程の群れが緑地の他、電線や鉄塔、大木にずらっと 並んだり、当別の田園地帯との間を飛び交うのが見られるようになります。

 9月中旬、ナナカマドの街路樹で、赤く色づき始めたの実を食べますが、 食べつくすことはありません。10月下旬には去ってゆきます。

ムクは夜目がきく?  
 春〜初夏にかけての夜間、当別川堤防の砂利道を車で走ると、 ヘッドライトで照らされた道路からムクドリが飛び立つ場所があります。
 しばらく観察していると、道路や草原で餌探ししているように見えます。 なぜ夜間、こんなところで群れているのか不思議です。。