Feb.27,2001
 オオジュリン  Emberiza schoeniclus 石狩川河川敷 ホオジロ科
(草原・原野)丈の高い草が繁った場所

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4月〜9月
低木が好きな草原の鳥 
 河原に戻ってくるのは、4月10日前後。 最初は、河岸のヤナギに沿って飛び歩いています。

 ノビタキが、枯れ野原を飛び回り、さえずるのに対して、 オオジュリンは、倒れたヨシ原では余りさえずらないようです。 ヨシ原が緑に変わる 5月末くらいまで背の低いヤナギの梢でよくさえずっています。

 その5月末、あの目立ちたがりのノビタキの気配が草原から消える一時期には、 こんなにもオオジュリンがいたのだと気付かされます。 彼らが生き生きとさえずる姿を見るのには絶好の時期です。

さえずり
豊平川で
2000年5月下旬

  初夏の灌木林は大騒ぎ

若鳥?
1999年7月上旬
 6月中旬、堤防斜面を歩いていると、ヨシ原との境当たりでノビタキが「ジッジッジッ」 と盛んに鳴き始めます。すると、オオジュリンまで飛び出してきて、 ヨシの穂のつかまり鳴き始めるのです。 両方とも出て来なきゃ、気付かないのに。

 この頃と7月10日前後が巣立ちの時期のようで、騒然とした灌木林で人を見ても すぐには逃げない彼らに出会うことがあります。

 その後、勝手気ままに飛び回る子供達の後を付かず離れず追いかける♂親が見られます。

草原の準主役  

 などと言うと、怒られてしまうかもしれません。でも、あの目立ちたがりのノビタキが いるかぎり、主役と言うのは難しいように思えます。
 夏季は、街内の大きな空地でも見かけ、9月中旬位迄見られますが、 我家の庭先までやってくることはないようです。