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ノビタキが、枯れ野原を飛び回り、さえずるのに対して、 オオジュリンは、倒れたヨシ原では余りさえずらないようです。 ヨシ原が緑に変わる 5月末くらいまで背の低いヤナギの梢でよくさえずっています。
その5月末、あの目立ちたがりのノビタキの気配が草原から消える一時期には、 こんなにもオオジュリンがいたのだと気付かされます。 彼らが生き生きとさえずる姿を見るのには絶好の時期です。
この頃と7月10日前後が巣立ちの時期のようで、騒然とした灌木林で人を見ても すぐには逃げない彼らに出会うことがあります。
その後、勝手気ままに飛び回る子供達の後を付かず離れず追いかける♂親が見られます。
などと言うと、怒られてしまうかもしれません。でも、あの目立ちたがりのノビタキが いるかぎり、主役と言うのは難しいように思えます。 夏季は、街内の大きな空地でも見かけ、9月中旬位迄見られますが、 我家の庭先までやってくることはないようです。