May.15,2001
 クサソテツ(コゴミ) Matteuccia struthiopteris Todaro 河畔林や防風林の林床 シダ植物
オシダ科
山野の林中・
林縁

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胞子葉:秋
 春先、まだフキも生えていないのに河畔林で何かを採っている人を見かけました。 何を採っているのだろうと、探して知ったのがこいつです。
 採取期間は群落ごとにせいぜい数日。 もう少し、大きくなってからなどと思い数日後に行くと硬くて食べられません。 場所により発芽時期が違いますが、雪どけが遅かった2000年には 5月上旬の1週間に採取できました。

2001/05/15追記
4月20日過ぎから順次取れはじめ、場所により発芽時期が違うので 5月10日過ぎまで採取できました。



河畔林林床 2000/05/02
 街中にぽっかりと残された林の縁にも、小さな群落がありました。 少し小さめでしたが採取跡が残っていました。 団地ができる前はそこら中で採れたのかもしれません。
 林床・林縁に育つシダ植物ですが、若い林では見つからないようです。  スミレ、フキ、コゴミ、オオウバユリなど林床植物相の遷移と、 河畔林の成長・成熟との間に関係は無いのでしょうか?

 秋に胞子葉が出るのですが、探しわすれてしまい時期は不明です。 次シーズンには忘れずに胞子葉も見なければ...


街中の防風林 2000/05/14

2004/04/14追記
 「胞子葉」はまだ、撮れてません(^^ゞ。
右写真は、落ち葉から顔を出したばかりです。
 コゴミ採りに入ると、これくらいのを踏んづけてしまいがちです。 大概、完全に足を下ろす寸前、足裏に違和感を感じ、踏み潰さないように注意します。

 大きな株の方が、芽生えが遅いように感じますが、なぜなのでしょうか。

コゴミの芽生え 2004/04/10