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十月号のAXとアニメディアに載っていたキャラの絵を見た瞬間ぴぴっときました。
少ない線でバランスがよく動かしやすそうなデザイン、キャラデザ的にいってかなり好みです。っていうか「どれみ」のキャラデザやってる馬越氏です。なんていうかこれだけでも見る価値アリじゃないか!!
主人公(と思われる)は小学4年生の女の子、この時点でもうほとんどOK。
その上、監督が本郷みつる氏とわかっただけでも期待度は増します。本郷監督といえば「クレヨンしんちゃん」で有名、私的には「チンプイ」が好きで覚えのある監督。しかもこの作品、見た雰囲気から想像するに
氏の監督した作品の中でも系統的に「チンプイ」にかなりイメージが近い。シリーズ構成も、デジモン、どれみなどここのところ子供向け作品で活躍の目立つ吉田玲子氏。
うーん、なんていうかこれだけ材料がそろってしまえば、私的には超注目作なんだけどなあ。視聴後感想 2001.12.25 期待度どおりの出来に基本的には満足。カスミが非常にくるくるとよく動いてそれを見ているだけでも楽しい。ただ脚本的に多少引な部分があり、作品の方向性もいまいち腰が定まらない印象があるのが気になるものの、雰囲気的に好みでもあり、安心して楽しめる。
スタッフ的注目点としては、セットデザインとして、湯浅政明氏が参加していること、おそらくヘナモン一家の家の設計デザインをおこしているものと思われる。監督の本郷氏と湯浅氏はクレヨンしんちゃんでいっしょに仕事をしており、いわば盟友。今後、作画や演出としても参加してくれることを期待したいところです。
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井内監督の久しぶりの新作というだけで彼の「魔神英雄伝ワタル」や「ママは小学4年生」などの秀作を知る者にとっては、心躍るのではないでしょうか。
しかもシリーズ構成には、サンライズロボットアニメを多く手がけるベテラン五武冬史氏。この組み合わせなら熱い少年モノを作ってくれそうな予感。
3D演出として、「サイバーフォーミュラ」「電童」の福田氏が参加するという布陣にも注目したい
視聴後感想 2001.12.25 第一話を見た時点では、主人公の性格設定が気になったことと、作品の全体の方向性がつかみきれなかった為、今一歩という印象だった。
しかし、2話、3話と回が進み、チームのメンバーとなるキャラが登場して、キャラ同士の掛け合いや対立が話を引っ張っていくようになると、主人公のアマチャンな性格もテイストとして際立ち、むしろその成長が如何に描かれるかということに興味を抱かせ、俄然面白くなってくる。改めてシリーズ構成の五武冬史氏の手並みの凄さを実感してまった。
ただ、どうしても、ホビーものとして「爆走兄弟レッツ&ゴー」や「ベイブレード」と作品の構造性や展開が似てしまいがちなので先行している作品との差別化が今後どの程度できるか、あるいはキャラの魅力を際だたせることができるかが鍵となりそうだ。