今回の腰上オーバーホールはシリンダーヘッドからのオイル漏れの修理とヘッド周りの点検が目的!分解ついでにヘッドの手直しをしたいとおもいます。

’99年に作成
スペック
ピストン ワイセコ 1219cc
カムシャフト ヨシムラ ST-1
キャブレター ミクニ TMR38
馬力 143,1ps/9000rpm
トルク 12,2kg/6500rpm
走行距離2万kmちょっと、の割にはカーボンは少なめで、オーナーがまめにセッティングを行っていた様です
シリンダーをはずした状態
シリンダーヘッド側 オイルのにじみのあったヘッド
シリンダー、特にキズは無し! シリンダーはホーニングすることに
バルブをはずした状態 けっこうカーボンが付いているかな?こんなもんでしょ!
どの気筒も片側のバルブにカーボンが・・・!?
前回バルブは鏡面加工してあったので付着は少なめ!
ノーマルだと松かさの様になっているものが多いが・・
さすがにデポジットは多め、ポートは真っ黒け
各排気/吸気ポート研磨
ポート研磨!
ヘッド(燃焼室)カーボン除去 全バルブ、カーボン除去&研磨
バルブはへたりが無いので研磨 ぴっか、ぴっか
ピストンのカーボン除去(上後、下前) 新品じゃないよ、カーボンを取った状態!
ピストンは、サイドにキズも無く良い状態なので再使用!
上から見た写真 横から見た写真
ヘッドをストレートゲージでチェックすると、げっ・・・
やはり隙間が・・、オイル漏れはこれが原因!?
ヘッド面研へ
(写真は面研後のヘッドです)
バルブシート摺り合わせ作業、はじめは機械で!
仕上げは手作業で! すり合わせの確認!これで圧縮がきまる!
当り面確認 ピストンの組み込み、#2、#3番から組始め
ピストンリングを痛めない様に特殊工具を使用
#1、#4番の組込み シリンダー組込み完了
ピストンリング、ピン、クリップ、チェーンテンショナー交換
シリンダースタッドボルトはノーマル7.4φから9.5φPMC製クロモリシリンダースタッドに強化
ピストンリングコンプレッサー
ヘッドにバルブ組込み
バルブ・クリアランス測定(ヨシムラ、データーより) ピストン上支点測定
ピストン上支点 カムシャフト・タイミング測定
ヨシムラ、セッティングデータ 今回フレーム補強の追加!
エンジン装着 キャブレター組込み
マフラー装着
ハーネス類接続 エンジン火入れ(緊張の一瞬)異常なし!
今回、熱対策用に、ヘッド空冷用ダクトへ効率良く風が入るようにステムに導風板を製作、オイルクーラーステーの穴あけ加工! 再度総合検査
外装類装着
前回添加したミリテックー1の効果は絶大でした。 今回も添加しました。
ヘッド冷却を考えてホーンの移動に伴いステーの削除
ASスペシャルの完成です。
 XJR1200オーバーホール日記を見ていただき誠に有難う
ございます。
 突然の企画でしたので細部の掲載が出来なかった所も有りましたが、完成する事が出来ました。
 今回、腰上(ハーフ)オーバーホールについては何度もオーナーさんと話し合い・打ち合わせをしてきました、前回のハーフオーバーホール時にある程度加工は済ませてありましたが、分解した時点で、この際もう少し済度手直しをすることに決定しました。
 各部の測定を行い、データーをチェックした所とても良い状態でした。
前回ミリテック-1の添加効果を各部でみる事が出来ました
(当店ではこの商品を3年前から各カスタム車両に添加させて頂きましたが、同様の効果が見られると思います。)

最近同様の商品 スーパーZOILも販売しております
良い仕上がりを見たXJR1200ですが、早くオーナーのコメントをききたいものです。
主な手直し個所
  IN.EXバルブ 研磨&鏡面研磨
  IN.EXポート 形状変更&鏡面研磨
  カムシャフト・カムシャフトホルダー
   エッジ取り
  カムシャフトホール バリ取り
  カムシャフトスプロケット加工
  カムシャフトタイミング変更
  ヘッド燃焼室形状変更&研磨
  キャブインシュレーター段付除去
  シリンダーヘッド、アーシング処理
  フロントフォーク、CCI-MR20塗布
  前後ホイールベアリング、
             スーパーZOIL塗布
  前後ブレーキキャリパーピストン清掃、
              CCI-MR20塗布
  前後タイヤをBSの新製品BT012SSに交換
  フレーム補強2ヶ所
  フロント導風板の取り付け
XJR1200オーバーホール日記(完結)