旅の空から 〜心の絵 安曇野ちひろ美術館を訪ねて〜
わたしの心にのこる絵、ちひろの絵に出合うため、昨年の晩秋、いわさきちひろの心のふるさとである信州安曇野にある『ちひろ美術館』を訪ねてきました。
ちひろの絵は、母、子供、自然描き続けた、透明感のある暖かい、水彩画です。
安曇野ちひろ美術館は、北アルプスから流れ出る清流 乳川のそばに、チェコの絵本作家、パツォウスカーがデザインした、2つの池と石を2つに切断して片面には絵を描き、もう片面にはカガミを貼ってあるものがあり、石の間にしゃがみこむと絵と自分とがカガミに一緒に映りこむという仕掛けになっている石のオブジェが6つ配された35,000uの公園のなかにあります。
建物はゆったりとくつろげる空間、落ち着いて絵と対話できる展示室、世界から集められた絵本の図書館、併設されたカフエ、ミュージアムシヨップ、立木の間からのぞめる北アルプスの峯峰、ゆったりとした時間がすごせます。
ちひろの絵との出会いは、10代の終わり頃手にした子供を描いた絵葉書からです、以後ちひろのたくさんの絵に接し、心の絵にしてきました、またちひろのあゆんだみち、平和を愛する心に感銘をうけています。
東京練馬にもちひろ美術館がありますが、アルプスをのぞみ自然につつまれ四季おりおりの表情をみせるわたしの古里、信州安曇野ちひろ美術館を訪ねてください。