信濃電材株式会社の会社沿革に《佐寿中商店》の文字を見つけました。
明治34年 創始者 宮坂伝平翁が佐寿中商店自転車部として平野村(現岡谷市)小井川にて開業大正中期より電気機器卸業(主としてナショナル製品)を始める。昭和34年8月 電器部門を独立、信濃ナショナル製品販売(株)を設立家庭電気及び電器工事材料を卸を行う。とありました。
『やった』と思いで 後先考えずにいつものように、この会社のお問い合わせからラベルの画像を添付して、教えてほしいとお願いしましたら丁寧なお返事をいただきました。このラベルの会社は信濃電材株式会社のオーナー会社のサスナカではないことがわかりました。佐寿中商店の2代目の弟さんが創業者である諏訪市の喫茶店兼電器屋も同じ名前「佐寿中商店」としてあったそうで、このマッチラベルは、こちらの「佐寿中商店」のものだったようです。肝心の年代はというと、信濃電材株式会社の会長さんの話では、50〜60年前との事で、昭和20年代末〜30年代のものと思われるということでした。