共進亭はホテルの他に、現在のJR九州の車内に当時日本で唯一の食堂車を営業していた。そうとうおもてなし度の高いホテルで在ったことがわかる。調べて行くうちに面白い事実を見つけた。
『昭和11年に唐津市が唐津シーサイドパークというホテルを造っている。
ところが当時市は運営するノウハウをもっていないために、その経営を共進亭ホテルに委託しているのだ。共進亭は当時の金で6万円を掛けてシャンデリアや家具などを揃え、国際観光ホテルとしてデビューすることになった。』というのだ。九州のホテルの歴史の一役を担っていたのだと感心する。