天に一番近い霊峰富士山に思いを馳せ、身近な山を富士に見立て天災・災いの排除を祈り手を合わせた先人たちの息づかいを感じることができます。
谷津区の西側に位置する山並みの一角に、形状が富士山に似た山の山頂に浅間神社が在ります。明治00年に富士浅間神社に礼拝した○○が富士山の溶岩を持ち帰り、祠を建てご神体として奉ったのが始まりで、以後社会状況、交通の便等々自ら参詣することの出来ない地元の人々に、仙元大菩薩として信仰されて現在に至っている。7月1日の富士山の山開きに合わせて地元の浅間溝の人々を中心に頂上の祠を目指し参詣します。少々険しい山道ではありますが、登るにつれひんやりとした空気と苔や木々の匂いが心地よく体に沁みてきます。ほんの少しだけ修験層になった気分を味わうことが出来ます。
7月1日の浅間神社祭には野趣たっぷりな昔のままの山道を登ってきます。地元の人たちによって斜度の急な箇所にはロープを張ってお年寄りでも参拝できるようにとの配慮がなされています。生い茂る木々の合間から差し込んでくる光は神々しく輝き、古の人々の心に神の世界に誘えるかのごとく想いが沁みわたっていったのかも知れません。
頂上にはご神体を奉った祠がありますが、現在の祠は昭和00年に建立されたものです。7月1日以外には訪れる人もほとんどなくひっそりと佇んでいます。頂上から見る景色はなかなかなもので谷津区、岡瀬田区が見渡せます。