子供の頃祖母より押絵を教わり、昭和31年、三重県手芸展で、県知事賞を
受けたのが励みとなり、子育ての期間を除き、
約半世紀以上押絵に打ち込んで参りました。
現在公民館の創作押絵講座と自宅教室を開いております。

創作押絵は手間暇がかかり、スピードと合理化の現代の人には
敬遠されそうですが、日本と中国だけの伝統ある手工芸、押絵を
もっと世界に広め、後世に伝えていきたいと思います。

三重県知事賞作品は、衝立に羽衣の押絵でしたが、昭和３４年の伊勢湾台風の被害により破損してしまいました。
ここに展示できないのが残念でなりません。