土間の家

    　 趣味や生活の延長として使用する土間と室内物干と物置を兼ねた土間、２つの土間を持つ住宅です。 室内は南面だけでなく多様な方向、位置に開口を設けることで、様々な方向から光、風が入り、 気持ちの良い軽やかな空間となっています。
    　造成地における画一的な建物配置を受け入れつつ、「建ち方」を一工夫することで良い風景となるように考慮しました。 周囲になじませつつも建物をつくることで風景をつくることをより意識しています。

建物概要

床面積
  • ２階面積　：　14.0坪
  • １階面積　：　25.0坪
  • 延床面積　：　39.0坪
構造規模
  • 木造２階建て
所在地
  • 北群馬郡吉岡町

工事の様子や住み始めてからについて

緩やかなアプローチ
    アプローチ
    アプローチにはソーラーライトを埋め込んでいます。
居間と吹抜け
    居間
    吹抜けには気持ちが良い、上下階が近づくといった心的な面だけでなく熱、風、光の
    シャフトとしての作用もあります。熱的バリアフリーの空間とすることが出来ます。
居間と吹抜け
    居間
    隣地の屋根上からも光が差し込みます。
畳コーナー
    畳
    畳コーナーは空間だけでなく生活の幅を広げます。
    収納式の堀コタツとなっており畳下は引き出しの収納等があります。
桧の浴室
    浴室
    ハーフユニットバスを採用し、壁天井は桧の無垢板で仕上げています。
トイレと手洗い陶器鉢
    トイレ
    手洗いは階段下を利用しています。手洗い鉢は陶器のものです。
    壁は掃除が容易なよう腰までは杉板張りです。

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