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まちの家
桐生市街地に建つ地域や家族、自然や環境へのつながりを意識した中庭のある住宅。 建物と中庭の関係により室内外を緩やかに分節し、多様な居場所をつくりながら空間が連続することを意識しています。
建て主の希望、価値観、生活や街並み、敷地にたいして、「ちょうどよい形」になるような、 多様さと単純さを併せ持たせるように考慮しています。
受賞 メディア掲載
「2011ぐんまの家」
設計・建設コンクール 最優秀賞
建物概要
床面積
延床面積 : 30.7坪
構造規模
木造平屋建て
所在地
桐生市
建て主さんの家づくり体験ブログ
Hファミリーの家づくり
工事の様子や住み始めてからについて
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つながる家 小さな家
周囲の環境、自然、人との親和性を持たせるため、軒高を押さえた
小さな建物とし、威圧的でない親しみやすい家であるように計画しました。
2つの庭
前庭は人と繋がることを前提とするため塀を設けず、植栽で緩やかな境界をつくります。
言葉だけになりがちなプライベートガーデンは中庭とすることで実用的なものとしました。
広い土間
人を招きたいという大きな希望があったため中庭を設けることで
人が集まる空間とプライベートな空間とに緩やかに分節しました。
30坪ほどの小さな住宅ですがお祭りの際には25人ほど集まったようです。
居場所を設ける
大人数の来訪が無理のないように、多くの居場所を設けました。
必要なものは面積ではなく心地よく感じる居場所をいくつも設けることです。
土間には下足を兼ねたベンチや収納兼のタタミボックス、銘木の敷台があり
腰を掛けたり、寄りかかったりといった行為を誘発するように考えました。
土間の一角にはライブラリーコーナー
現在は2人のお子さんのスタディーコーナーとして机と電子ピアノが置かれています。
お子さんが巣立った後のことも考慮し、造りこみ過ぎずに可変性を持たせた計画としました。
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