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ゴールドコースト編

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<< 概要 >>

旅行日程2002年5月16日(木)出発−5月20日(月)帰国

行  程
16日(木) 成田発 PM 9:40 JL761
17日(金) ブリスベン空港 AM 7:20 着 マウントクーサ ⇒ 
ローンパインコアラ保護区 ⇒ サーファーズパラダイス ⇒ ホテル
18日(土) カラーラマーケット ⇒ メル友さん宅でBBQ
19日(日) カラーラマーケット ⇒ カラビン野鳥園 ⇒ パシフィックフェア
  ⇒ インディ・ジョーンズ・ツアー
20日(月) ブリスベン空港発 AM 9:00 JL762
    成田空港 PM 4:50 着



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旅行前の準備


今回の旅行は、旅行代理店の前で偶然見つけた二人で10万円と言う格安プランでした。
しかし私の場合、車椅子のため一般のツアーが使用する送迎バスには乗れないので、
移動手段をどうしようかと悩み、旅行代理店を通してツアー会社に問い合わせてもらったら、
『バスへの乗り降りのお手伝いは出来ませんし、バスに乗れないのでしたら
ご自分でご自由に移動して下さい。こちらでは個別に対応できません。
また、その際の送迎料金の割引もございません。』と言う返答でした。

大方予想してた通りの回答で、まあ、タクシーでと、安易に思ってたのですが、
ブリスベン空港からゴールドコーストまで120km位あるので、
この間を日本のタクシー運賃に換算すると往復で10万円?位掛かっちゃうのかなと
心配になり、もっと詳しい情報を得るために、ブリスベンとゴールドコーストに住んでいる
日本の方にメールを送り、沢山の情報を得ました。

ここで得た情報を紹介します。

オーストラリア全般 http://www.goshuya.com/
地図 http://www.whereis.com/whereis/home.do;jsessionid=6BBC46895646B42598F285D01BA0A812.server2-1
使い方  *suburb or town に gold coast や brisbane を入力
     *state を QLD にして SEARCH をクリック
エアトレイン時刻表 http://www.airtrain.com.au/index.php
使い方  上部の帯の中のTRAVELLING WITH US の Airtrain Timetable をクリック
ブリスベンの電車乗換え図 http://www.railpage.org.au/railmaps/brisbane.htm
シティトレイン各駅の車椅子対応状況 http://www.citytrain.com.au/stations/station_details/central.asp
使い方  Disability Access Guide - Beenleigh Line をクリック
ブリスベンの中心地Central駅も2ページ目のゴールドコーストに近い
Nerang駅も乗車・下車共に車椅子OKでプラットホーム間の移動もOK。
車椅子用トイレ有り。
シティトレイン時刻表 http://www.citytrain.com.au/plan_your_trip/timetable_fares/timetable_fares.asp
使い方  下の方にある Gold Coast Line Timetable をクリック。
食事 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2294/rest/uotomi.html
インターネットETAS(電子ビザ) http://www.eta.immi.gov.au/ETAAus0Jp.html
入出国ガイド http://www.australia-goldcoast.com.au/jp/html/immigration.htm
税関・検疫について http://www.australia.or.jp/travel/customs.html
ブリスベンの天気 http://weather.yahoo.com/forecast/ASXX0016_c.html?force_units=1
ゴールドコーストの天気 http://weather.yahoo.com/forecast/ASXX0047_c.html



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《 旅行記 》



16日(木)


成田発 PM 9:40 JL761

JALとカンタスの共同運航便で、JALのカウンターへ行き電動車椅子と荷物を預ける。
係りの人が丁寧に電動車椅子のドライバッテリーとコントローラーを梱包してくれた。

機内に乗り込み、3席を二人で使って良いよ。と言われラッキー!!
定刻PM9:40離陸。後ろの席に陣取った修学旅行の生徒達から歓声が沸きあがる。

夕食後、機内にはまだ幾つかの空席が有ったのでそこに妻は移動。
俺はワインにビール、今回は睡眠薬を飲んで3席を使って横になり、朝まで熟睡した。



17日(金) 晴れ


朝7:20にブリスベンに着き、あらかじめ入国カードに薬品と食料品等にチェックをし、
赤カウンターに正直に並んだら、食料品の持込などが厳しいと聞くブリスベン空港の検疫もすんなりパス。

ここで食品の持込などで嘘をついて緑カウンターに並びバレると$100以上の罰金が科せられ、
またこれを拒否すると告訴される事も有るそうですので正直に申告した方が無難です。

到着ロビーに出ると現地添乗員が待っていて、『車椅子のため送迎バスに乗れないので
タクシーで移動します。スーツケースだけホテルへ運んで下さい。』と頼み、
ATMでシティバンクの日本円口座から現地のドルで下ろして準備完了。

スーツケースを預けたので家族4人で普通のタクシーでも1台で大丈夫と思い、
タクシー乗り場へ行くと、普通のタクシーの中にリフトが付いたバン型のタクシーが
ちょうどいてこれに乗り込む。


  
ブリスベンもゴールドコーストもりフト付のタクシーが頻繁に走っているので車椅子でも心配ない


マウントクーサ展望台

AM8:35空港発。マウントクーサへ行きタクシーを待機させ、記念撮影。
チョッとガスっていて海の方までは見えなかった。

駐車場から展望台までは階段も段差もなく距離も近い、
車椅子でも問題なし。


  
マウントクーサ展望台よりブリスベン市を望む

  
望遠で撮影したブリスベン市内             ブリスベン在住のメル友さんに頂いた市内の写真


その後ローンパインへ。AM9:30着。ここで一度タクシー代を清算($57.47)し、
How much does it cost if you waite here for 1 hour 30 minutes
and after that go to Surfers Paradise? と書いた英文を見せ交渉したら$163.45でした。

ローンパインにタクシーで観光に来る人は少なく、また、日本の観光地の様にタクシーが客待ちで
並んでは無いので、乗って来たタクシーを返してしまうと新たに呼ばなくてはならない。
その方が料金は安いと思うが、こっちのタクシーは電話してもなかなか来ないよ。
と言う話を聞いた事があったので、1時間半待機してもらいその後
サーファーズ・パラダイスへ行く様にお願いした。

英語が苦手なので予めブリスベンのメル友さんに英訳をお願いした紙を
持って行った。今回これが大活躍。


ローンパインコアラ保護区
ローンパインコアラ保護区のHP

園内は少し坂道があるがさほどきつくは無い。
車椅子用のトイレも有り、大丈夫。

コアラを抱いて記念撮影。毛はフサフサして柔らかいが
体は引き締まった感じで意外と硬く感じた。

カンガルーが放し飼いになっているエリアがあり、
中に入ると真近で見れるが、電動車椅子で近寄るとモーターの音に驚き逃げてしまう。

入場料大人1人$15.00はツアーと一緒に入園したので観光料金に含まれていたため、
払わずに済んだ。ここからはツアーと別れ別行動になる。
コアラとの記念撮影 $13.00


    


            


タクシーの運転手さんも園内の散策を付き合ってくれて、結局2時間半の観光後、
PM12:00にサーファーズパラダイスへ向かう。


ゴールドコースト
サーファーズ・パラダイス





PM1:10サーファーズ着。アクアバスサファリの所で降ろしてもらい、アクアバスに乗ろうと思って
チケットを購入し、バスへの乗り込みの介助をお願いしたら、一歩も歩けないのではダメだと言われた。
ネットで調べたら介助してくれるとあったが、なにやら全ておんぶに抱っこの人の介助は
法律上禁止されていると言われた。と言うか、何を言っているのかチンプンカンプンだったのですが、
たまたま側に居たどこかのツアーガイドが見るにみかねて通訳してくれました。

夕方までサーファーズで遊び徒歩でホテルへ。PM6:00ウォーターマークホテルへ到着。
チェックインもすんなり日本語でOK。

ホテル内のレストラン(ウェーブズ)でバッフェ。生牡蠣50個は食べたな!でも、小さかったのが残念。
身があさり並。日本の生牡蠣の様に身がふっくらとし、ツルンと食べる感じではなく、コクも無かった。
ほかの食べ物も種類が少なく、これで一人$32.50は高い様な(ぼられた?)気がしました。
HPには$25とあったのに・・・やっぱり、マリオットホテルのラグーンの方が良かったかも。。。
ラグーンみたいにちゃんとした所だと何種類かの牡蠣が用意されてて
「これがタスマニア産、これがモートン産」ってな具合で形・味も楽しめるそうです。

到着日にもかかわらず食後10時過ぎまでサーファーズを徘徊してました。

睡眠薬熟睡作戦大成功!!



18日(土) 晴れ


カラーラマーケット

朝7時にホテルを出て、カラーラマーケットへ行き朝食を摂る。毎週土日300店以上もの店が
朝早くから開いてます。 地元でとれる野菜や果物、オージー達の手作りの作品が買えたり、
他では手に入らない様な物が安く買えます。

もし旅行が土日にかかっていたら、是非早起きして行きましょう。
まだあまり日本人観光客がいない穴場的スポットです。

ここでメロンやスイカ等を買って、食べ易い大きさに切ってもらい食べました。
ちょうど食べごろで熟していて美味しかったです。値段もメロン1個1ドル、スイカ大玉の半分が
1ドルと超破格値?

ここを10時まで見て、この場所に、ゴールドコーストのメル友さんの
ご主人に向かいに来て頂き、地元のスーパーでバーベキューの食材を買う。

途中ゴールドコーストの水瓶、アドバンスタウン湖のダムやゴールドコーストが
一望出来る展望台に連れて行って頂き、メル友さん宅へ。


バーベキュー


  

  
バーベキューをしているとロリキュートが餌をついばみにたくさん飛んで来た

  
ペットのブース君とももちゃん

予定では2時ごろまでのつもりだったのが、あちらのご主人と義父の話が弾み、
日が暮れて暗くなるまでバーベキューを楽しみました。

ツアーでは出来ない貴重な体験で皆大満足!企画大成功!!

この日もホテルへ一度戻ってからサーファーズを徘徊。
妻や義母はおみやげ物屋で『やっぱり買い物はこうじゃなくっちゃねーーー。』


『ヨーロッパみたいに日曜は休み、夕方は5時まで、昼休みは長いし、
おまけに ちっとも負けないんじゃねーーー。』
と、10時まで物色してました。



19日(日) 晴れ


朝7時にホテルを出て再びカラーラマーケットで朝食。その後カラビン野鳥園へ。



カラビン野鳥園


園内の山手は坂が急。電動車椅子ならラクチンだが、せっかく登ったのに行き止まりだった。
入り口でもらった日本語パンフレットには道があるのだが、土砂崩れのためか通行止めだった。
車椅子用のトイレは数箇所有る。
ロリキュートの餌付けが有名だが時間帯が合わなかったためか、一羽も見れなかった。
昨日メル友さん宅で真近に見れたので良かった! ここもカンガルーを真近に見る事が出来る。

コアラとの記念撮影もやっている様だが、午前と午後の2回で時間が決まっている。

入場料大人1人$19.50だが、障害者割引を適用してくれたのか
4人で$54.00だった。

   



      


パシフィックフェア


パシフィックフェアへタクシーで移動。

ここはひとつの敷地内にデパートやスーパー、個人商店等が沢山入っている所だ。

駐車場でタクシーを降り、中へ入ると日曜日のせいか沢山の人が居た。

colesと言うスーパーに入り、昼食のパンなどを買い外のベンチで食べる。
ビーチから来たのだろうか、中には数人水着にTシャツ姿の人も通る。

昼食後デパートのMYERやホームセンターのKmartを見る。
おみやげにと思い、チョコレートを数個買い、ホテルへ戻った。


インディジョーンズ・ツアー


今回の超目玉、インディジョーンズ・ツアーのお迎えが4:40ホテル前に白いリムジンで来た。


      


リムジンでシャンパンを飲みながら港へ。と言っても海ではなく川だが。。。
スタッフに抱き上げてもらって水上飛行機へ乗り込む。
エンジンが掛かりしばらく水の上を走り、離陸?出来るエリアに入るとフルスロットルで加速する。
離陸寸前、フロートが波を蹴り激しい振動と音が響く。
静かに成ったなと思うとグングン高度を上げ、夕焼けに照らされたゴールドコースト上空を遊覧飛行する。


  

  

  


遊覧飛行後パワーボートに乗り換えレストランへ。シーフードディナーで蟹と格闘し、
オーストラリア最後の夜を楽しむ。

リムジンでドルフィンアーケードまで送ってもらい、この日も10時過ぎまで町を徘徊してました。最高!!



20日(月) 晴れ


朝4時半にモーニングコールで起きる。
5時半に予約しておいたタクシーに乗り込み空港へ。6時40分空港着。

タクシー代の請求が、ナ、ナント、$178。

昨日の朝、タクシーをホテルのフロントに予約した時は空港まで$110と聞いていたので、
$150を残して夕べのうちに全て現金は使い果たしていた。
予約のため料金メーターは回っていなかったので約束通り$110と思い込んでいたら、
思い掛けない請求金額にビックリ!

タクシーの運ちゃんに『ホテルは$110って言ってたぞ!』と文句を言い、
$150を渡すがなおも後$28寄越せと言う。
『ノーマネー』と言うと$40のお釣りももらえずに帰って行ってしまった。

ボラレた感じで、気分が悪い!
最後の最後でオーストラリアの印象が悪くなった。

帰りもJALとカンタスの共同運航便で、荷物を預ける専用の所へバゲージと車椅子を預けるのだが、
ここはカンタスの社員が担当しているらしく、電動車椅子のドライバッテリーは無くなっても
保障出来ないので取り外して、自分で機内へ持ち込めと言う。

来る時のJALでは、いかなるバッテリーも機内への持ち込みは禁止されているので
JALで預かりますと言ってきちんと梱包してくれたのにおかしいと、旅行会社の現地係員に言うと、
カンタスの荷物預かり係は、梱包したければ自分で売店で箱を買って来てやれと言う。

おかしいのでJALのカウンターへ行くとJALでは、しかっり来た時に使った箱が取ってあり、
用意して待っていてくれた。共同運航便と言うのは、各社の経営方針で担当部署のサービスが異なり、
JALは細部まで行き届いたサービスが受けられるのに、カンタスはいい加減で
同じ飛行機に乗るのに変な感じを受けた。

定刻9:00に離陸し、機内食の蕎麦と酒を飲み、帰りも3席使って横になる事が出来ました。


う〜ん、また行きたい!!



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今回は普通のツアーを利用したと言う事もあって、車椅子での移動手段を教えて頂くために、
ブリスベンとゴールドコーストに住む方に大変お世話になり感謝しております。

みほさんの的確で説得力あるアドバイスのおかげで今回の旅行を実行する事が出来ました。
こちらの日程の都合上、お会い出来なかったのが残念です。
旅行の思いで以上に、みほさんのアドバイスが記憶に残ります。

またfumiyoさん宅でのバーベキューも楽しかったです。
普通のツアーでは味わえない貴重な体験で、良い思い出になりました。

ありがとうございました。