日々の仕事について思っていること
自分の作っているものについて少し話します。
見ていただくと分かるとと思いますが、いわゆる伝統的なやきものではありません。 
あえて分類するとクラフト系という事になるのでしょうか。

自分なりに一番大切にしているのは「オリジナル」という事です。 なぜなら陶芸に限らず、ものを創り出すという行為で最も核心の部分は、自分なりの美を発見する事だと考えるからです。 伝統的なやきものには、時代に淘汰されてきた美意識や完成度の高さがあり、それは普遍的な美を形作っています。 しかしそれを創る立場から見ると、核心の部分は既に完成されているという事になります。
 
もちろん「美の発見」などと一口に言っても、そう簡単に見つかるはずもなく、又見つけたつもりになっても独りよがりなものになる事が多いのですが、それでもやはりものを創る上で一番面白い部分であるのは事実です。 できる限りその姿勢は持ち続けていたいと考えています。

できれば、器として使いやすく完成度も高くしたいものですが、それらを多少犠牲にしても、自分なりに美しいものを創っていけたらいいなと思っています。
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