窯の雑記帳 

1. ポンスでクイズ?

どんな仕事でも、その仕事ならではの道具があると思います。
陶芸にも様々な道具があって、これはどうやって使うものでしょう?と、クイズをだしたくなるものも沢山あります。
ポンス 
上の写真は、ポンスという道具です。長さ約10.5cm。口径は色々な大きさのものがありますが、写真の一番下のものは1.2cmです。
材質はステンレス製。厚みは0.5mm以下ととても薄いものですが、何年使っても歪んだりしません。しかも何処にも継ぎ目がありません。
価格は口径が1cmより小さいもので1000円台、1cm以上で2000円台位です。
 
ポンスは穴をあける道具です。急須の茶こしの部分の穴。掛け花入れの、吊り下げる金具を取り付ける為の穴 等々...。
この3つに割れてとがった部分を、そっとねじりながら差し込み、また ねじりながら抜くと、そのポンスの口径の大きさの穴があきます。穴があいた部分の粘土は、ポンスと一緒に抜けてきます。成形したばかりのものに使うと、粘土がまだ柔らかく、くっついてきれいに出来ない為、ある程度品物を乾かしてから使います。
写真のランプの光がもれでてくる穴は、ポンスであけたものです。


それにしても、ポンスはどうやって作っているのでしょう。薄いのに歪まず、継ぎ目がない。作っている職人さんのなせる技ですね。
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