賢信の戦った日々

入院中のことを日記のようにしてつづっています。
この中のことはあくまでも私の記憶です。
かけられた言葉などはあやふやです。
相手はそんな意味で言ったのではないかもしれませんが、
私はそう感じたというのもあります
2003/08/05    3女入院
腹膜透析の透析液は200CCにふえる。
肺にたまり気味の水もかなり綺麗になったらしい。
しかし、お腹から出てくる液は真っ黄色。
相変わらず 血液中の蛋白が漏れていると言うことらしい。
血液中の蛋白が漏れていると言うことは 血液中の水分が体のに出ていく上に 体の水を引けないと言うことなのでFFPと言う物を投与し、透析をする。
 最初の頃 180近くあった脈拍が120と落ちてきた。
 120位が普通らしいのだが、これまでがこれまでだっただけに 急に落ちてくるのに不安を覚える。
 夜中、賢信の呼吸器の設定がうまくいかない。腹膜透析を始めたことが原因のようだ。
そんなとき、3女が嘔吐、げり、高熱で病院に来る。
 賢信も気になるのだが、こちらは賢信が悪いのではない呼吸器の設定だろうと言う予感がしたので 先生に任せ、3女の方へ行く。
 その時は賢信よりも、3女の方がとても気になった。3女まで何かあったら。もうたまったもんじゃない。
 処置室へ行くと針をさされてわめきまくっている。賢信は泣く元気もなかったから・・・まだ安心かな。
処置が終わると、あまり元気がなく、話さないのだが点滴をした腕に貼られた 苺のシールを何度も指さして見せてくれた。
 賢信お姉ちゃんが来たよ。病気が移るといけないから来ることは出来ないけど近くにいるよ。
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Last updated: 2008/3/16