賢信の戦った日々

入院中のことを日記のようにしてつづっています。
この中のことはあくまでも私の記憶です。
かけられた言葉などはあやふやです。
相手はそんな意味で言ったのではないかもしれませんが、
私はそう感じたというのもあります
2003/08/15    罪悪感
友人が前に行ってくれた大学病院に 主人が話を聞きに行く。
友人が「今まではここで頑張ってもらった。こっちの先生にはパワーを貰い尽くしたやろ。それよりも新たなパワーをもらいに行けばいい」そういわれた言葉に「そうやな」と思い、一か八かという思いで転院を決める。
とりあえず こちらの病院とも話をしなければ しかし、なかなか決まらない。
迷いつつ先生に話をするも、今まで頑張ってくれた先生を裏切ったようで 罪悪感を持つ
「うわあ!先生ごめん!ごめんなさい!」そんな気持ちだった。
 でも、なんとか少しでも希望を持っていかなければ。
今思えば 多分、どこかで駄目だろうということはわかっていた。だけど、あきらめると もう駄目なような気がして、突き進むしかできない。
 脈がどんどん落ちてきて、90になる。
流れる血にサージセルという特殊なガーゼを貼って貰う。少しマシになる。
 顔の傷からも鼻からも出血は続く。
 賢信。私達は何をしてやれる?やっていることは正しいの?
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Last updated: 2008/3/16