賢信の戦った日々

入院中のことを日記のようにしてつづっています。
この中のことはあくまでも私の記憶です。
かけられた言葉などはあやふやです。
相手はそんな意味で言ったのではないかもしれませんが、
私はそう感じたというのもあります
2003/08/16    酸素
このころから吸引すると 体の中の酸素の値がかなり下がるようになる。そして一度下がるとなかなか戻らない。100%になることもほとんどなくなった。吸引するたびにドキドキする。
 胸の辺りをマッサージすると100になることがあるので頑張ってマッサージする。
 胸の辺りをマッサージすると機械の値が変わるので 時々看護士さんがのぞきに来る。 マッサージすると 肩の辺りが少し柔らかくなる。
 点滴をすると脈がさがる。下がったまま あがってこない。
 透析液をいれている時に吸飲すると必ず酸素の値がガクンと落ちるので 断る。
 もう駄目だろうというのは伝わってくる。絶望感と焦りがおそう。
 お母さん(主人の亡くなった母親)連れていかないで、そっちで止めて!お願い助けて!
 先生が大学病院と話した結果 同じ治療しかできないとのこと。なんとなくわかっている 連れていっても無理なことは。だけど 何とかしたいという気持ちだけが先走る。
どうしたらいいのか・・・脈は80台
 賢信 私達のやっていることは間違っているかもしれない。だけど あがくしかなくてどうしようもないねん。ごめんな。
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Last updated: 2008/3/16