賢信の戦った日々

入院中のことを日記のようにしてつづっています。
この中のことはあくまでも私の記憶です。
かけられた言葉などはあやふやです。
相手はそんな意味で言ったのではないかもしれませんが、
私はそう感じたというのもあります
2003/08/01    赤いおしっこ
来週から 栄養入りの点滴を始めると聞く。
 賢信の体にあった栄養を点滴に混ぜるらしい。
夕方よりおしっこに赤い物が混じる。夜になって濃くなる感じがする。
検査して貰うようにお願いをする。
すると、血ではないらしい。多分 筋肉が破壊したときに出る物質ではないかとのこと。血ではなくて良かったが、喜べない。
来週から 栄養の点滴を入れるときく。
 機械の脈や血圧や体温、血液検査などの数字とにらめっこして一喜一憂する。
 血液検査のためAライン(動脈)から血を採取するとき試験を受けているような気分になる「どうか良くなっていますように」願いながら採取されるのを見ている。
 一番怖かったのは瞳孔のチェック。
瞳孔の大きさを聞きたかったんだけど、怖くて聞けませんでした。看護士さんの顔を見て「良くはなってないようだ」と思っていました。
 胸のレントゲンも毎日取ります。
「こんなにいっぱいとっていいの?」と聞くと「60回くらいなら大丈夫です」との返事。
このままじゃあ60回越しちゃうよ。仕方ないけど・・・不安なこといっぱい
血液検査の結果もどれもH(ハイ)L(ロー)がついてまともな物がない。
 賢信 くじけそう。
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Last updated: 2008/3/16