残された家族

私の気持ちや家族の様子を書いています
2004-09-11 Saturday
最近
朝いつも起きると ふにゃふにゃと言いながら 廊下をぺたぺたとハイハイする音が聞こえて「あ、起きたな」と思っていると磨りガラス越しに賢信が見え 私と目があったとたん 満面の笑みを浮かべる
最近 よくその場面を思い出す。
 上の子達はとても賢信をかわいがり 幸せだった。
どうしても何があっても「幸せだった」になる。今も幸せなことはあるのだけれど 前とは違う。
 赤ちゃんが産まれたら また進行形になるかな・・・ 
2004-09-23 Thursday
主人
我が家の旦那は 賢信が亡くなって あまり気持とか思いを言わないタイプです。
話をしても そらされることが多いかな。
 テレビを見ていると こんな状況で 助かった人がいるんだ というような内容を見るんですね。そうかといえばこんな事で亡くなるんだ。と言うこともある。
あと何秒 早かったら助かっていた。
あと何秒 遅かったら助かっていなかった。そういう話をテレビでよく見る。
どこか 運命という物があるのかもしれない・・・
一年でなくなる運命だったとは思いたくはないし、神様も信じていないけれど そう思う時がある。
ある意味逃げかもしれない。運命と考えることで 納得しようとしているのかもしれない。
だけれども 今は そう思う自分が現実だから 受け止めるしかない。
 私の場合は 現実を認めることで「今は こう思っている自分がいる」と思うことで なんとか1年やってきました。
 そう思っているときに ふと主人も 何かのニュースを見ながら「運命やで」そう言っていました。
 主人も何処かで 運命やと思うことを 受け止めれているのかな そう想像すると 少しホッとしました。
 自分の考えを受け止められなかったときが 私は一番苦しかったから。
 いつか2人で あの時の苦しさを 話し合えれば一番良いのですけれどね

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Last updated: 2008/7/3