同世代に育ったの4人は、生活・生命に根付いた音楽を身体の中に取り入れ、消化し
そこからまた音を生みだしたい。
様々な国のエッセンスや多種のジャンルの音楽経験を基盤に、その音を伝えたいと思っております。
大地、生命、自分などあらゆるものが解き放たれた音に興味があります。
ヘラルド・ディ・ヒウスト氏は、自分と同世代の音楽の世界で活躍するアルゼンチン人ピアニスト、作曲家、指揮者です。
ピアソラ他界後アルゼンチン音楽に革命がおこり、多くの実力あるミュ−ジシャンの手でまたひとつのアルゼンチン音楽が世界に広がっていきました。
彼もその担い手となって 活躍中のミュ−ジシャンの一人と確信しております。
ヤヒロトモヒロは、様々なジャンルの音楽を経験し プロとしてこなし消化することで、今やりたい音楽に挑戦していきたいと考えております。
ヘラルド氏も同様の目的をもったア−ティストです。
金子飛鳥さんは、Asian Fantasy オ−ケストラにて10年間活躍し、
色々な国の文化、音楽の良さに出会い吸収してきたヴァイオリニスト、ヴォ−カリスト、作曲家です。
ヴァイオリンは西洋の楽器であるがその認識が崩れ、更にヴァイオリンを弾いているという認識さえも忘れていると彼女は語ります。
また、大地から沸き上がってくるエネルギ−のうねりに混沌とした生命力を感じ落ち着くとも話します。
それ故彼女の演奏は、圧倒的な表現力と包み込まれるような生命力を感じさせるのでしょう。
カルロス・ブスキ−ニ氏は、ヘラルド氏と同様アルゼンチン音楽を継承するベ−シスト、作曲家です。
強力なリズムを伴った美しい彼のベ−スは、上品に主張しつつも他のメンバ−の演奏に暖かく溶け合います。
彼の音楽には、彼の生まれ育ったアルゼンチンの風土を感じさせる魅力もたっぷりと含まれています。
同世代に育ったの4人は、生活・生命に根付いた音楽を身体の中に取り入れ、消化し
そこからまた音を生みだしたい。
様々な国のエッセンスや多種のジャンルの音楽経験を基盤に、その音を伝えたいと思っております。
大地、生命、自分などあらゆるものが解き放たれた音に興味があります。
メンバ−は、「GAIAは、限りなく自然に自由に解き放ってくれるバンド」 「各自の妥協のない曲の深め方には唸るものがある。
それぞれの中で発酵させて またもみあい形にする作業は錬金術のよう。」と語ります。ツアーで刺激されて、GAIAの新曲が生まれています。
お互いの音楽性と人間性を認めあった4人の交流は、日本、フランス、イタリア間で続けられ、
GAIAの音楽、演奏との別れを惜しんだメンバ−は、来年の再会、ツア−をすでに待ちわびております。
「GAIA」の曲と演奏で、音楽そのものが躍動し体から心へと自然に楽しんでいただけたとしたら、うれしいです。
2005年 八尋知洋
2003年のパリ公演(パリ日本文化会館)時に約束された2004年のツア−Yahiro&Gerardo Project Jazz con Aroma a Folkloreは、
更にミュ−ジシャンのこのユニットへの想いをつのらせ、バンド結成、レコ−ディングへと発展いたしました。
そこには、皆様の心温まる応援とご来場いただいた多くの方々からの感動のメッセ−ジが根底にあります。
メンバ−は、金子飛鳥(ヴァイオリン)、ヘラルド・ディ・ヒウスト(ピアノ)、カルロス・ブスキ−ニ(ベ−ス)、ヤヒロトモヒロ(パ−カッション)の4人です。
10月、名づけられたバンド名は、
− 「GAIA CUATRO」 − 通称GAIA
大地、地球、生命をイメ−ジして、GAIAです。