左の二つは集成材(欧州赤松) 右はムク材(米松)


表から見ているとまったくわからない
これが普通に使われているタタミ。


断面はこんなふう、中にポリスチレンフォームが
はさんである。厚みは60mmある。



左 本床ワラ100%60mm 木造住宅に使用。
中 インシュレーション30mm 主にビルダーに使われる。
右 特殊樹脂15mm ツーバイフォーに使用される。



見学会で床磨きを体験



使っているのはこの糠(ぬか)袋



国産の杉で作った座卓。二分割できる。
ここで子供たちが勉強し、お母さんは
アイロンがけなど家事作業台に使う。



 




 

素材・資材について

安全な素材
 昔の住宅には、危険な素材というものはほとんどありませんでした。 しかし今は違います。新しい素材がどんどん採用され、目に見えないところでいろいろ弊害が出ています。

 今は「国の安全基準」ができたと言って、さかんに 「危険ではありません」とPRされていますが、以前よりも水面下にもぐったかたちになり、潜在的な被害者が多くなってきています。

 また、ゴミになったときに困らないものという観点から言っても、首をかしげるものがたくさん出ており、石膏ボードなど最終処分場に行くものに「管理型の処分場」に運び込まれるものが多くなってきています。

 管理型というのは、安全ではないからしっかり管理をしなさいということです。全国的に見ても受入容量は大きくありません。メーカーの宣伝文句だけ見ていてはわからないことがたくさんあります。

木材の全体比率
 昔なら全体の3分の1を占めていましたが、 いまでは20%以下になっています。それでも皆さんの意識は「木材は高い」と思っている人が多いのです。

 ちょっとした配慮で安全なムク材を使えるのですが、いろいろな省エネ設備には目がいっても木材にはその配慮がいきわたりません。

集成材のデメリット
 この勉強会で強く主張しているのがこの集成材のことです。なぜ、小さな木片から作ったものが1.5倍の強度になるのでしょう。
 木材がいきなり1.5倍になるのではなく、接着剤がからまって動きにくくなったというだけで、木材の強度が増したわけではないのです。

 逆を言えば、接着剤が切れたらもとの木片になってばらばらになってしまうと言うことを裏付けているのです。

畳の中身
 みなさんは畳は何でできていると思いますか?昔なら「ワラ」で正解だったのですが、いまは違います。インシュレーションボード・ポリスチレンフォーム・特殊ゴムなどたくさんの素材から出来ています。

 虫が湧かないようにと防虫シートの入っているものもあります。ちょっと薬に弱い人だと、寝転んだだけで赤くはれてしまうことがあります。なぜ、こういう種類があるのか、なぜでてきたのか、考えてみる必要があります。

水回り設備
 いまでは流しはシステムキッチンが当たり前?になってきています。しかし、昔の単体ものでも料理を作るのは同じですし、出来合いのお惣菜を買ってきてしまう人は新しくなったからといって生活が変わるわけではありません。

 1セット200万円もするものがありますが、その金額は住宅一軒分木材費の半分以上も占める金額です。もうちょっと予算編成を考えれば、質の良いものが出来るのです。よく考えて見ましょう。

自然素材の手入れ
 自然の素材は、化学的な塗膜をつくってしまうと、 通常の新建材と変わらなくなってしまいます。表面が呼吸できるように浸透性のWAXを使い、お部屋の調湿機能を保つような手入れ方法を選びましょう。

 夏はなるべく素足で素材の感触を肌で感じるような生活をすればエアコンなど冷房装置に頼らなくても快適な生活ができます。
 (冷房がまったく要らないわけではありませんが)



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