限定解除に合格し、その翌月に中古で購入したのがこのバイクだった。大学3年の2月で、ツーリング同好会が発足した頃である。それから2年近く乗った。
このバイク、とにかくカッコイイ!!の一言につきる。
1000ccクラスと同じ車体は、Bigで、その直線的ラインは、見る者を圧倒させる魅力があった。当時70psは、ナナハンの中では最高だが、装備重量260kgを軽快にさせるにはいたらなかった。エンジンは、このバイクの前身であるZ-U(ゼッツー)と同じであり、当時、仲間が乗っていたGSX750Eのような圧倒的なトルク感、CB750K/Fのような強烈なアクセルレスポンスといったことがなく、直列4気筒なりに良く回るエンジンだった。
高速道路や高速コーナーでは、重量からくる安定感を充分に味合うことができた。当時ツーリング同好会のメンバーは、250ccが多く、碓氷峠(旧道)のような低速ワインディングロードを好んだ。コーナーの出口が次のコーナーの入口になるような低速ワインディ |