急告! 予研=感染研裁判 高裁判決!


1989年の提訴以来、14年に渡って争われてきました、予研=感染研裁判の
高裁判決がついに出ることになりました。
ことの起こりは日本最大の病原体実験施設、国立感染症研究所(旧予防衛生
研究所)が、住居専用地域・新宿区戸山に移転することが判明してからです。
予定地は早稲田大学、障害者施設、住宅などに隣接していることから、地域住民、
早稲田大学教職員らは、この施設から病原体が漏出し、感染事故がおきること
を懸念しました。
残念ながら、裁判提訴後、予研=感染研は1992年に機動隊を使って移転を
強行してしまいました。しかしながら、原告は根気強く法廷の場で危険性を立証し、
1997年には国際査察において、イギリス人のコリンズ・ケネディー両博士が、
「再移転を真剣に考慮すべきである」という鑑定書を法廷に提出しました。
2001年、東京地方裁判所は、被告・国の言い分を丸呑みし、原告全面敗訴の
判決をくだしました。原告167名はただちに控訴しました。
法廷を東京高等裁判所に移し、控訴審では情報公開法によって開示された
内部文書を元に、徹底的な論戦を挑みました。フィルターの試験データから、
病原体が必ず漏れることを立証し、設備日誌からは年間200件以上の施設トラブル
がおきていることが判明し、構造計算書からは大地震時に建物が倒壊する恐れが
あることが分かりました。また、公にされてこなかった事故報告書によれば、実験室
で、ペスト菌がらみの針指し事故がおきていたことも明らかになりました。
膨大なデータ・資料を基に危険性を立証してきたことを、東京高裁がどのように判断
するのか、注目されます。
SARS騒動でも分かりますように、現代は、新たな感染症の時代と言われます。住民ら
は、病原体の実験そのものを否定しているわけではありません。病原体を扱う施設の
立地・安全性を問うているのです。バイオハザード裁判とも言われる本裁判の判決に
ご注目くださり、一人でも多くの方が傍聴されますことをお願いいたします。

日時:9月29日(月) 午前10時から
場所:東京高等裁判所 825号法廷
   (東京都千代田区霞ヶ関1-1-4)


※当日、12時より弁護士会館で集会を予定しています。

問い合わせ:予研=感染研裁判を支援する会 本田
        090−9800−4867
        toyama@amail.plala.or.jp