【貝獣仙人との仁義無き戦い】



ゲーム開始時、勇者にシェルドラドを救ってくれと頼む貝獣仙人ですが、
例え断られようともあの手この手で承諾させようとしてきます。

これはそんな貝獣仙人と火の貝の勇者との戦いの記録です。
※因みに勇者の名前はデフォ名の「ハドソン」にしました。



Battle1

 「おおっ!
  そなたが 火の貝の勇者!!

 「突然こんな所に呼び出されて
  さぞ驚かれていることじゃろう……

 「ここは…
  幻大陸シェルドラド…

 「そしてわしは貝獣村の長老
  貝獣仙人じゃ…

 「そなた…… 名は何というのじゃ?

  〜名前入力〜

 「…… ハドソン
  ハドソンというのか
  よい名前じゃ

 「そなたが 驚くのも無理はない…
  じゃが しばらくがまんして
  わしの話を聞いておくれ……

 「今から 百年ほど昔の話じゃ…

 「その頃 このシェルドラドは
  大魔王ファットバジャーにより
  破滅的な 被害を受けておった……

 「しかし その時…
  伝説の火の貝の勇者が 現れ
  三人の貝の勇者と力を合わせて

 「大魔王ファットバジャーを
  オーラの玉に封じ込め
  地の底深く 封印したのじゃ…

 「ところがじゃ…
  何と そのオーラの玉が 突然
  空から降って来たのじゃ!

 「そこでわしらは
  火の貝に祈りをささげ…

 「シェルドラドを救うため
  そなたを召喚したのじゃ…

 「オーラの玉を再び封印するのは
  そなたをこの地に導いた
  火の貝と……

 「この村の伝説の三つの貝……
  水・大地・大気の貝が
  なければならぬ…

 「じゃが… この村を襲った
  大津波により 三つの貝は
  いずこかへ 流されてしまった

 「すでに わしがこの村の三人の貝獣
  バブ クピクピ ポヨンを
  貝探しに旅立たせておる…

 「…次元を超えてやってきた勇者よ!
  伝説の火の貝に選ばれし勇者よ!

 「オーラの玉をドラドシティーまで運び
  再び地の底深く 封印してはくれぬか?

はい/いいえ

突然見知らぬ土地に召喚された主人公が
何が何やら分からず困惑しているところへ
矢継ぎ早に繰り出される説明台詞。
そしてそのまま厄介ごとを押し付けようとしてきます。

こんな理不尽な要求には断固として反対せねばなりません。
よって「いいえ」を選択します。

Battle2

 「うむっ…… そなたがとまどうのも
  無理はない…

 「ここは わしの家で
  一晩ゆっくり 休んで
  じっくりと 考えてみてくだされ…

  〜翌朝〜

 「おはよう ハドソン……
  どうじゃ? わしらの頼みを
  引き受けてくれる気になったかな?

はい/いいえ

ハナから勇者が断る事など考えてもいないこの態度。
あまりにもふてぶてしいです。

勿論今回も「いいえ」を選択して拒否します。

Battle3

 「むうっ… まだ決心がつかぬか?
  それは 困ったのう……

 「旅立ちは 一日でも早い方が
  良いのじゃが……

 「どうじゃ? やっぱりわしらの頼みは
  引き受けられぬか?

はい/いいえ

シツコイです。
何度聞かれようとも我が鋼の意思を曲げる事など出来ません。
てか断ってるんだから元の世界に帰して下さい。

今回はちょっとだけ変化球、断るには「はい」を選択します。

Battle4

 「ぬぬぬっ……
  ハドソンが行ってくれぬとなれば
  われら自身で 行くしかないが……

 「ハドソンは わしらで行った方が
  いいと思うのか?

はい/いいえ

「わしらで行った方がいいと思うのか?」って当たり前です。
いきなり見知らぬ世界に呼び出されて
右も左も分からない人間に何を期待しているんですか。

という事で返事は勿論「はい」です。

Battle5

 「うむむっ… しかし わしらは誰も
  貝の勇者に選ばれておらぬ……

 「じゃからして オーラの玉を
  封印する事はできぬのじゃ……

 「ハドソン! どうじゃ?
  わしらの願い 聞いてもらえぬか?!

はい/いいえ

自分達で出来ないのなら最初からそう言って下さい。
しかも今回は選択肢が出るまでにタイムラグを作って
間違った選択肢を選ばせようとしてきやがります。
全く、何という狡猾さでしょうか。

こんな卑怯な手口に屈してはいけません。
返答は「いいえ」です。

Battle6

 「おおっ! ハドソン!
  今 首をたてに振ったな! なっ!
  たてに振ったんじゃよな!!??

 「わしゃ 信じとるぞ!
  たてに首を振ったんじゃよな?

はい/いいえ

遂に事実を自分の都合のいい方向に
捻じ曲げようとしだしました。
かなりの高齢らしいですし、
そろそろ隠居なさった方がよろしいのでは。

しかし真剣勝負に情けは無用。返事は「いいえ」です。

Battle7

 「……そんなにテレんでも
  正直に言って いいんじゃぞ!

 「わしゃ 信じとるぞ!
  たてに首を振ったんじゃよな?

  〜突然火の貝が光り出す〜

 「おおっ!
  火の貝が あんなに輝いておる!
  さすがは貝の勇者じゃ!!

  (中略)

  〜旅立ち(強制)〜

Game over

何と火の貝もグルだという事が判明しました。
渡る世間は鬼ばかり、とはよく言ったものです。

皆さんもこういったキャッチセールスには充分注意しましょう。



或る異界の勇者