→ 従業員用倉庫2 → 従業員用倉庫3 → 管制室 → 崩壊した列車の地点 → システム制御室前 →
― | チャニ | (※システム制御室前から戻ってきた時) 「もうヤダ…。みんなバカよ…」 「頭がおかしくなっちゃいそう」
「教えて、おねえさん!
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アルーア | チャニ・マハラチャニ… リストによると… それもまだ十五歳でありながら …もっとも、知能が高いから 知性とともに大きくなった さて……… 『アルーアはダイブした』
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チャニ | 家に帰りたい みんな心配してるわ お母さんは一人ぼっちになる もし私が死んだら きっと助かるわ 死にたくない もし私が死んだら きっと助かるわ 死んだらどうなるの 死んだらどうなるの 死にたくない お母さんに会いたい
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アルーア | 不安と恐怖。 突然の事故に出会った者と しては当然の反応。 しかし彼女は恐れる以外、
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チャニ | 「ぜったいみんなどうかしてるわ。 これじゃ絶対助かりっこない!」
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レナ | 「どうして、どうして?みんな助けあわなきゃ! だってよ!!」
「…ったく、バッカじゃねーの!?
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管 制 室 |
レナ | (※管制室以外に移動した後) 「あのババア…きっとヒザ抱えてがたがた震え
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― | フィオナ | (※管制室以外に移動した後) 「まったく何よ。あのチャニって子…。
「私は歌手よ。
「それなのにあの子は… 「もしあんたたちも『一緒に頑張りましょう』 「私のことは放っておいて!」
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― | ジョー | (※フィオナとの会話後) …いいケツしてるよな 「しまった…。ばれちまったか…」 「脅かすつもりはなかったんだが、
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アルーア | 彼も乗客の一人。 名前はジョー・ギブス。
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ジョー | 「う〜ん、見れば見るほど気に入った!」 「まずそちらのダイナマイトなマドモアゼル…」
「首筋をなめながら肌に溶けてゆくブロンド。
「そして何よりも… 「カンッ…ペキだ! 「さらにお次は、こちらのクールなレイディ…」
「キュっと締まったヒップも魅力的だが、
「その憂いをおびた表情、冷たさの中にも
「この地獄の底でこんなディーバたちを拝むこ
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アルーア | こんな状況でも口説けるとは たいしたものね。 緊張状態が続くと人間は 『アルーアはダイブした』
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ジョー | うひょ〜 うひょ〜 うひょ〜 うひょ〜 うひょ〜 たまんねえ〜 たまんねえ〜 たまんねえ〜 たまんねえ〜 たまんねえ〜 うひょ〜 ナイスバディ 言ってみる価値はあるね うっ…がまんできない もしかして彼女らも? うひゃ 身体がもたないぜ どっちかとチューだけでも… 見れば見るほどたまんねえ〜 |
アルーア | 性欲と緊張は比例するけど 彼の場合は元々そういった 性格みたいね。
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ジョー | 「もしお嬢さん方が、このジョー・ギブスを 少しでも気に入ってくれたなら… いつでもどこでも俺はOKだぜ!」
「それじゃな。
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レナ | 「すげーな、あのエロオヤジ…。 こんな状況でよくあれだけの元気があるモン だよ」
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― | アルーア | (女の悲鳴) アンドロイド… (アンドロイドは扉の外へ逃げていく)
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ヴィ | 「へ、へっ! …はあ、はあ、はあ… できそこないのアンドロイドが、人間の女みた いに…泣きやがってよ…へへ…」
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アルーア | こいつも生存者の一人。 ヴィ・ラザフォード。 生体工学社WILで 働いていたという技師だ。 列車の中でこいつの心を 匂いから本人が経験した
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ヴィ | 「ふう…何だお前ら? へっ! そこらをうろついているやつは簡単にぶっ壊せ るぜ、一度やってみな」
「…それはそうと、下のエレベーターだがな。 「ケーブルもスイッチも故障していねえ」 「それなのに動かねえ。なぜだかわかるか?」 「エネルギーが来てねえんだな、これが」 「ただそれだけの理由で、オレ達はここで
「下層部のシステム制御室に入れさえすれば、
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レナ | 「ふっふ〜ん…。 それにしても、なかなかイイ男じゃん」 「趣味がゲスっぽいのはいただけないけど、 「そんなことより、あれだよ、制御室!」
「あいつ、制御室に行けば何とかなるって言 「…ほんとに何とかなりゃいいけどね…」
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エ レ ベ | タ | |
アルーア | (※ヴィに会った後) 上に昇るエレベーター…。 いまは動かないようだけど…
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レナ | 「動かないエレベーターなんて、男と二人っきり の時くらいしか使いみちネーよな、ほんと」
「やっぱ、あの男が言ったように…
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腐 臭 を 放 つ 床 |
アルーア | 何かを埋めたような 跡がある。 『選択に戻ってXボタンで
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腐 臭 を 放 つ 床 |
― | 死ぬのはイヤだ 血 赤い血が たすけてくれ 死ぬのはイヤだ 血 赤い血が やつらが狂っちまった 死ぬのはイヤだ 血 赤い血が みんな殺された 死ぬのはイヤだ 血 赤い血が ここから出してくれ 死ぬのはイヤだ 血 赤い血が 苦しい 息ができない |
アルーア | 何者かによって ここに閉じ込められ、 死んでいった者の思念。 このトンネル内で働いていた (画面レッドアウト) 思念密度が高まっている。
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レナ | 「おい…何か、いきなり寒くなってねえか?」 「何か…すっげえイヤな感じだよ。ねえ?…」
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アルーア | 生への執着がよほど 強かったみたいね。 (戦闘:怨みの塊) 暗い……ここから出せ… (戦闘終了) 床の中に金色の光る 『血のついたカギを入手した』
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レナ | 「…いま、お前何かした? 何だか、お前の周りをモヤみたいなのがフワフ ワしてたような気がするけど…」
「ハ!…ヒャハハハ!!
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アルーア | 無理もない… 思念戦闘は常人の目には 見えないから… ただ、おぼろげながらも
彼女にもわずかながら
その程度の力なら
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ほ こ り が 積 も っ た ダ ン ボ | ル |
アルーア | 『識別カードを入手した』
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レナ | 「おい、これ…まさか…制御室のキーカード じゃねえのか?」 「あのスキンヘッドが言ってたじゃん。 「早く行ってみようぜ! ははは!!
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た た ず む 人 影 |
アルーア | 子供?… (笑い声) ちがう。これは… …壊れている。 何らかの理由で 誰が?
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― | フィオナ | (※識別カード入手後) 「あまり出たり入ったりしないでくれる?」 「外でうろうろしてるアンドロイドの 「わかったなら、早く出ていってよね」
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― | ジョー | (※識別カード入手後) 「うげぇぇぇ…胃の中の物をもどしそう 「あのスキンヘッドの野郎、絶対どうか 「俺にアンドロイドの残骸を見せて喜ん
「悪いことは言わん。あいつに近寄らな
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エ レ ベ | タ | |
アルーア | (※識別カード入手後) 上に昇るエレベーター…。 いまは動かないようだけど…
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レナ | 「制御室に行けばこいつも動いてくれるさ! さ、早く制御室に入ろうぜ!!」
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シ ス テ ム 制 御 室 |
レナ | (※識別カード入手後) 「やっとだな。やっとこれで外に出れるかもだ。 「…と、その前に…」
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アルーア | 何! これは…思念攻撃… まさか…
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レナ | 「ヒャハハハハハ! 油断したねえ? ん?」 「ビックリしたよ、まったく…。 「…取りに帰ったら、お前がいたもんだからさ」 「教会のマインド使いが狙ってるって話は聞い 「それなら逆にお前と一緒にいた方が、動きよ
「マインド使いは身近な者の思念を感知しよう 「大した頭脳プレーだと思わない? ん?」 「まあ、列車の中で死んでいた男…。 「あればっかりは誤算だったよ。へへ…」
「それにしても…てっきりダマされたろ? 「ま、自分でいうのも何だけど、あたしのマイ 「それでも、フイうちを喰らわせりゃ… 「その間にあたしは逃げさせてもらおうって…
「お前たちには悪いけど、この地の底でゆっくり 「ヒャハハハハハハ! 『レナは識別カードを奪った』 「そんじゃね、バイバイ!」 (レナ、制御室へ)
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アルーア | くっ……… まさか彼女が あの激しい感情は (何かが潰れるような音、女の悲鳴) 何だ? (制御室から血塗れのレナが現れる)
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レナ | 「…ぐ…う、ぐ…」 「何だ、よ…チクショウ…」 (レナ倒れる)
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アルーア | レナ… 死んでいる? ひどい…。 いったい、中で何があった?
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― | アルーア | (戦闘:アンドロイド) ウフフッ アタラシイ オモチャダワ… (戦闘終了) あのアンドロイドには、 未成熟な心ではあるが、 人間の感情を人工的に しかもアンドロイドが、
いったいなぜアンドロイドが
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ヴィ | 「おやおや、どうやってこの部屋に 入ったんだ?」 「俺が何度も試したのに、ビクとも
「ククククク、あんた魔法でも使った 「まあいい。これでやっと脱出できる
「予想どおりエネルギーは完全に生きて
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巨 大 ス ク リ | ン |
― | 19:45 第七トンネルにて爆発事故 20:00 災害臨時対処本部設置される 20:30 教会機動部隊及び民間救助隊出動 20:45 異端組織輝ける橋犯行を否定 21:00 未だ復旧の見通しなし 生存者不明 21:15 内部との連絡不通 教皇声明発表
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ア ン ド ロ イ ド が 座 っ て い た 椅 子 |
― | 首や手足がコロコロと転がる 死体がいっぱい 一つ二つ三つの目玉 死体死体死体死体死体 痛いのかしら? 血でお化粧しましょう きっとキレイになれるわ たくさんの血を入れるの 冷たい身体 まるで赤い人形みたい 脳みそがグチャグチャ 腕が変な方向に曲がってたわ
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アルーア | 幼児的な思考と残虐性…。 猟奇殺人犯に多く見られる 思念タイプだ。 性欲に結びつかない アンドロイドがそういった
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ア ン ド ロ イ ド が 座 っ て い た 椅 子 |
アルーア | 電力供給システムの 起動スイッチがある 『 システムを起動させる (※『システムを起動させる』を選択した場合) 『構内の各設備に電力が
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エ レ ベ | タ | |
アルーア | (※システム起動後) もう電力は供給されている
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バイオレット | 「なになにそれ? もしかして私たち 外に出れるの?」 「もしかしてあのエレベーター、地上に 「他の人たちにも言ってきてやろっと!」
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アルーア | 人間はどうして無意味な 希望的観測をするのだろう? 現実はどこにつながっているか 地上ならもちろんいいが、 (※獣の咆哮のような音) いま確かに誰かが
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