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このコーナーは、僕の考えた小説を載せるコーナーです。
第1話
ただのなまけもの つっくん
初めに
僕はこうしてパソコンに文を書いている。まあ、僕がなまけものではないということが分かる。これからの文章は、ぼくの昔のなまけぶりが、書かれている。
正真正銘のなまけもの でも・・・。
つっくんは、またけんかの帰りだった。口におっきなはれを作って、焼肉に食らいついていた。母は僕に、「だいじょうぶ?」と、心配そうに話しかけた。僕は「だいじょうぶ。」元気に答えた。だが、心の中は、まだアイツをたおしたい、たおしたいと思っていた。昔から、活発すぎたつっくんは、いつもいつもけんかして、いつもいつも僕がおこられて・・・・。
幼稚園の時は、先生におこられて、たたかれたこともあった。このころは、まだ未熟だった僕は、正真正銘の、なまけものだった。そして、小学1年生になり、ちょっとだけなまけがなくなった。まだ、平がなの、あいうえおの勉強をしていた。ぼくの長所は、2つだけ。頭の良い所と、足が速いとこだけ。でも、「字が大きくてとてもうまいね。」と母が声をかけてくれた。それだけが、なまけものの僕の自慢だった。だけど、ひとつ心のこりが。
僕の一番苦手な”人間関係”だ。幼稚園の時と同じくけんかがはげしかった。青空会という留守家庭施設でも、木の棒の取り合いで、ぼくは、目をかじられた。今考えると、木の棒ぐらいあげればよかったのに・・・・・。こんな所が、僕の悪い所だ。だが、2年生に進級した時だけは、静かになったせいか、みんなと仲良くできた。そこまではよかった。問題はこれからだ。とうとう3年生になった。もう、けんかどころではなくなっていた。4年生とのなぐり合い、同じ3年生の人とのなぐり合い。ほとんど毎日、顔に傷つけながら帰ってきた記憶がある。母はいつもあきれた顔をしていた。そして、現在の4年生。少しちょっかいはすることがあるが、僕は絶対進歩したと思う。けんかも少ししかしないし、通信簿もよくなったし、マラソンもいつも一位だ。母は、新しい職を見つけ、がんばって働いている。父は、職場を秋田に変えて働き、土日、祝日には、能代に帰ってくる。もうみんなが近くにいてくれる。だから僕はもう、なまけものではない。僕は、毎日少しずつ進化している。そして大人への階段を昇っている。
第二話
クリスマス企画
サンタの贈り物
サンタの贈り物 目次
1.新しい旅立ち
2.初めての雪
3.君へのプレゼント
1.新しい旅立ち
11月のはじめ、ユウキはようやく病院から退院した。ユウキは、去年の5月に車にひかれ、頭を強く打ち、記憶喪失になってしまった。兄のゲンキも、母も、父もわからない。家につき、父が「ここがおまえの家だ。」とやさしく言った。ユウキは、頭をひねって思い出そうとしていた。家の中で、広げたおもちゃをつかみ、「これ、なあに?」父に聞くユウキ。ゲンキは、まだ弟が記憶喪失になったと言う自覚を持てなかったのか、「なんだよ。分からないのか」と、怒鳴りつけてしまった。ユウキは、泣いてしまい、父はゲンキを怒ると,ゲンキも泣いてしまう。ゲンキはきょうだい児(兄弟が病気で、親にかまってもらわれず、おもわぬ行動にでてしまう子供。)で、親も対応できなくなっていた。こんな兄弟が、いっしょに住むことができるのか・・・親の心配は的中した。ゲンキはユウキをいじめ、その後はすぐに自分の部屋にとじこもってしまう。11月27日、今日も同じことをくりかえしてしまった。だが、父がやさしく語り始めた。「おまえが親にあまえたいのは分かっている。だがユウキに手をだすことは、いけないことだ。」父達には、部屋の中からの泣き声が聞こえた。「ごめんなさい。ごめんなさい。」ゲンキもまた心の病と闘っていたのだ。ユウキとゲンキ。果たして元の自分を先に取り戻すことができるのは どちらだろうか・・・・。
2.初めての雪
12月に入ると、スーパーから父と母の間に手をつないだ二人がでてきた。ゲンキとユウキは、けんかもしなくなり、とても仲良しになった。外で遊ぶ時も、いっしょに遊び、家の中でも仲良しになった。ユウキもじょじょに記憶がもどり、自分の事を思い出した。
家の中では、カイダーマンの人形で遊んでいる二人が、ある日、けんかになった。しかも、いつものけんかとは、少しちがうのだ。ユウキがゲンキをいじめたのだ。なぜ。親もうたがった。でも、父はもう甘やかさなかった。「外で二人で話し合って来い。なぜこんな事になったのか。」しぶしぶ外に出た二人。その時、くもりかかった空から、雪が降ってきた。「これなあに。」ユウキが聞くと、「雪だよ。雪が降るとサンタさんが来るんだよ。」ゲンキが答えた。すると、「サンタさんって?。」とユウキが聞き返した。「12月25日は、クリスマスと言って、サンタさんがプレゼントをくれるんだよ。」ゲンキが答え返した。そこにお父さんが「どうだ仲直りできたか。」と重くにぶい声で話した。「サンタさん、僕にプレゼントくれるかな。」ユウキが聞いた。するとお父さんが「ああ、きっとゲンキにも、ユウキにもくれるさ。雪が降ってきたから中にはいるぞ。」と言った。「やったあ。」二人の高い声が、雪の中でこだました。
3.君へのプレゼント
今日は、12月23日。「明日は、クリスマスだね。」ユウキがうれしそうに言った。ゲンキは「うん!」と元気に言った。そして夜が明けた。12月24日、その時はまだ、奇跡のプロローグにしか過ぎなかった。スーパーで買い物を済まし、家に帰った。時間は、午後5時を廻っていた。「そうだ。サンタさんに手紙を書こう。」ゲンキが言うと、「そうだね。」ユウキが言い返した。そして、もくもくと書き始めた。午後7時にクリスマスパーティをひらいた。「ありがとうお父さん、お母さん、兄ちゃん。」ユウキがびっくりする事を言った。「思い出したのか、ユウキ。」父がびっくりした口調で言うと、「うん。」ユウキが答えた。
父と母は、目から涙をながしていた。さらに、「お父さん、お母さん、僕、留守番出来るようになったよ。」ゲンキも言った。「もう今夜は、奇跡のクリスマスだ。」もう、涙が止まらなかった。午後9時に二人は寝た。次の朝、二つのプレゼントの上に手紙が置いてあった。
「手紙をくれてありがとう。君の欲しかったものをプレゼントするよ。サンタより。」
自分の事を取り戻したのは、どちらも同時でした。そして、同時に自分を取り戻した事も1つの奇跡だったのではないのでしょうか。
この続きは、また後で更新します。お楽しみに・・・・・