あとがき

はじめまして。Tmasです。

SSを書き終わって、そのあまりの短さに我ながら愕然としました。ま、まあ他の方の作品がお刺身としたらこれは大根の千切り、カレーライスだとしたらこれはラッキョウといった具合に、他の作品に対するつけ合わせのようなものとでも思ってください。私自身は書きたいことを全て書けたので満足しています。

この掌編は、祐巳が3年生の春という設定です。未来ネタは反則かな?とも思いましたが、姉妹がテーマだと知って真っ先に思いついたのがこの話でした。意図的に「チェリーブロッサム」とシチュエーションを重ねることにより、代々続いてゆく姉妹の絆を書くことが出来るのでは、と考えたのです。

祐巳の妹については具体的に誰とは決めていません(個人的にはドリル推奨)。違和感がないように、話の中では名前は出さず、全て「妹」という代名詞で統一しました。

あと何かあったかな……。この話では雰囲気作りのためあえてそうしましたが、祐巳たちは3年生になっても互いの名前を呼び捨てにすることは無いだろうな、と思います。

最後に。この企画を主催された成さん、阿倍碧郎さん、他の参加者の方々、そして読んでいただいたあなたも含めて、皆さんに感謝します。ありがとうございました。

では、ごきげんよう。