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(4月3日)… … … 札幌からだと不便だ。 ニュージーランド行きに限ったことではないが、ほとんどの場合、いったんは成田に行くことになる。今回もそうだ。おまけに関空経由。 ボクが航空券を買う時によく話を聞いていなかったせいもあって、関空経由を知ったのは成田を発ってからなのだ。人の話は、よく聞いとかねば…。 こんなわけで、あちこち経由しているうちに、オークランドに着く頃には、丸一日がたっていた。そのオークランドでは、さらに困難が待ち受けていた。 (4月4日)… … … 予備知識としてはあったが、ニュージーランドでは、検疫がかなり厳しい。農業国ゆえ、悪影響を及ぼす侵入者を空港で阻止しようというわけだ。 靴のウラに土はないか。自国の農業に影響しそうな、食料品は持ち込んでいないか。動物製品は持っていないか。おまけにボクのようなバックパッカーの場合は、テントの汚れなども厳しいチェックの対象になる。 「シュラフ」、「シュラ〜フ!」、「シュ〜ラフ?」、「シラフ?」 飲酒運転の検問ではない。寝袋を持っていると伝えたいのだが…、なかなか検査官はわかってくれない。こいつ寝袋を知らないのか…、と、寝袋にくるまるポーズをしてみせたら、 「オォ、スリーピング・バッグ!」 と、ようやくわかってれくた。 その他、米や味噌汁、ラーメン、コーヒーなど食料品をいちいち説明するのはたいへんなので、ボクのほうからザックから出して検査官につきつけてやった。検査官も迷惑そうだ。フリカケは英語でなんて言うんだろう…。 ボクが持ってきたもので、持ち込めないものはなかったが、今度来る時は、袋に現地語で書いておくといいかもしれない。と、さっそく教訓を得た。 一番厳しかったのはテントのチェックだ。本体はもちろん、ポールやペグの一本一本まで念入りに目を光らせていた。チェックは一度だけでは済まず、どこか別室のような所に持ち込まれた末、ようやくボクの手元に戻ってきたときには、一緒に飛行機を降りた人たちの姿は、ほとんど残っていなかった。 国内線ターミナルへ急がねば! オークランドは、国際線と国内線ターミナルは、バスに乗らねばならないほど離れているのだ。バスにのって、国内線カウンタに着いた時には、チェックイン締め切り直前だった。「危なかった…。」 日本の旅行代理店で、航空券を買うときに、 「これくらいあれば、大丈夫ですよ。」 といわれた乗り継ぎの間隔は約2時間だったが、バックパッカーにとっては、もっと長いほうがいいかもしれない。これも、教訓だ。 こうして、なんとか、クライストチャーチ行きの飛行機に乗ることができた。 |