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空港で18日を迎えた。午前0時30分。ここからシアトル行きに乗って、今から半日後に国際線に乗る。そして成田から札幌へ戻ると、これからほぼ丸一日の行程だ。もう眠くてため息もでない。まだこの旅は始まっていないのに…。 アメリカを往復するたびに、特に札幌に引越してからよく思うのだが、札幌からアメリカ西海岸なりアラスカ行きの便をつくれいないものかと。 そうすれば、圧倒的に時間が短縮できる。アラスカは直行便なら、ハワイより近いわけだから6時間程度で行けるだろう。西海岸へも成田からよりも1時間は短縮できるはずだ。 これはいっけん、札幌市民であるボクのわがままのように思えるかもしれないが、東京以外に住む人にとってもメリットは大きい。地方の人は、ボクと同じように成田で乗り継ぐ人も多いわけで、そんな人にとっては国際線の空港は、成田である必要はないわけだ。もし、千歳を国際空港としての存在を最大限に利用すれば、本州方面の客が、海外旅行の行きや帰りに北海道観光を楽しむこともできる。成田よりも物価は安いだろうし、千葉県周辺で乗り継ぎのため宿泊するなら、北海道で滞在したほうがメリットは大きいのではないだろういか。 たぶん、こう考える人は他にもいるはずで、それが実現されないということは、何か事情があるのかもしれない。 シアトル経由のラスベガス行きの飛行機は、定刻を30分過ぎたのに動く気配がない。先の長い旅だ。と、あきらめる。 シアトルに着いたのは、アメリカ西部時間の午前7時半。予定よりも40分ほどの遅れ。 寝起きのせいか、あるいは、南までやってきたせいか、シアトルの朝の空気はムッとする。 成田へ向かうユナイテッドがシアトルを離れるのは昼過ぎ。この飛行機にのれば、10時間後にはさらにムッとする梅雨の日本に戻るわけだ。 国際線では、周辺を若者に取り囲まれた。隣の若者は、顔は完全に日本人だが、日本語は片言。お母さんは日本人だが、ずっとアメリカ住まいで、日本に滞在したことがあるのはわずか数か月という。今回は彼の母の引率で、集団で日本にホームステイに行くらしい。 そんなわけで、彼は機内で約8000円もする日本語のテキストを広げ、ボクに質問を繰り返した。感心な若者である。 「到着地の気温は31度」の表示を見て、ひるみもしたが、「あぁ、日本へ戻ってきたんだなぁ」とも思った。 札幌へ向かう国内線に乗った19時前、すでに闇に包まれようとしている窓の外を見て、さらにそれを強く実感した。 旅の途中で書いた日記や、持ち帰った地図やパンフレットをもとに、 思いつくままにダラダラと書いてしまいました。 ここまで読んで頂いて、どうもありがとうございました。 |