■12月20日■- Fitz Roy へ続く道 - トレイルヘッドから急な斜面を1時間足らず行くと、北に展望がひらけ、かつて氷河が流れた谷にRio de las Vueltusが見えてきました。相変わらず低い雲がたれこめていますが、なんとか雨はやんでくれました。 |
■12月20日■- Fitz Roy へ続く道 - U字谷へ続く広々とした斜面に木が1本。抜けるような青空であれば本当に気持ちいいトレイルです。 |
■12月20日■- Fitz Roy へ続く道 - 雨のせいで、トレイルは少し滑りやすくなっています。 |
■12月21日■- Campamento Poincenot - 目覚めたのは3時半。ゆうべ眠る時に降っていた雨はやんで、星が見えていました。モルゲンロートを眺めようと準備をしましたが、あまりの寒さでもう一度シュラフにもぐりました。 次に目覚めた時には、すでに日が昇っていてFitz Royの頂は雲の中に隠れていました。 |
■12月21日■- Rio Blanco - ベースキャンプのCampamento Poincenotを出発すると、小さな川を渡ります。川の対岸にもうひとつのキャンプ場Campamento Rio Blancoがあり、そこからLaguna de los Tresへの急な登りが始まります。 |
■12月21日■- Laguna de los Tres - Fitz Roy直下のこの湖までやってくると、いきなり日本人に出会いました。東京在住で大企業に勤めるSさんは大きなカメラ持参です。35mmカメラしかもっていない私としてはうらやましい限りです。これはSさんに撮って頂きました。 |
■12月21日■- Laguna de los Tres - Fitz Royの頂にまとわりついた雲は、なかかなそこを離れようとはしませんでした。Sさんと一緒にカメラを頂に向けて何時間も待ち続けたのですが…。 雲は、山群の向こうから吹いてくる猛烈に強い西風に激しく姿を変えていて、じっと眺めていると自分の体が宙に浮いてくるような錯覚を覚えました。こんな体験、なかなかできませんよね。 |
■12月21日■- Laguna Sucia - 湖畔はあまりに寒く、体を温めるために歩くことにしました。地図を見ると、Laguna de los Tresの西側にも湖があるようだったので足を運びました。すると、その湖、Laguna Suciaが絶壁の真下に現れたのです。湖面には崩れ落ちた氷河の残骸が浮いていました。 |
■12月21日■- Laguna Sucia - 激しい音とともに、氷河が崩れ落ちます。 |
■12月21日■- Laguna de los Tres - 今度はLaguna de los Tresの東側に行ってみました。 巨大な岩の斜面を登ると、Laguna de los Tres の凍った湖面が一望です。 |
■12月21日■- Laguna de los Tres - 光のかげんのせいか、割れた氷の隙間に見えている湖の青がとても深く澄んだ色をしていて印象に残りました。ちょうど夏至の時期にあたり、夏の折り返し点を迎えたというのに、ようやく解氷が始まったところです。 |