Woods Creekに沿って登っていると、Gravedigger & Gummyのカップルに出会いました。Agua Dulce以来ですから、約1か月ぶりです。出会いや再会がPCTでは大きな楽しみです。 |
Pinchot Passに立ち、歩いてきた道を振り返りました。3時間以上、雪の上をさまよいながら、なんとかこの峠にたどりつきました。最後の登りは、途中で追いついてきたCarlが足跡をつくってくれたの助かりました。彼は、きょうのうちに次の峠も越えると意気込んでいましたが、私はもうギブアップ寸前です。ここで別れることにしました。 |
遠くからではわかりませんが、雪が解けたあとのわずかな隙間には驚くほど多くの花が咲いています。 | Lake Marjorieは、ようやく雪解けが始まったところです。 |
地図とコンパスと、足跡を頼りに雪原の中を歩きます。 | 雪原のあとは渡渉です。 |
しばらくは平坦な場所を歩いていたのですが、ここからSouth Fork Kings Riverに下ってゆきます。 森の中の急斜面では、スイッチバックのトレイルが見つけられず、悪戦苦闘しました。雪の上を歩くのはもちろん、川なのかトレイルなのか、わからないような水浸しの土の上を歩いたりして、靴はびしょ濡れです。 最終的にSouth Fork Kings Riverの渡渉点にたどりつかなければならないので、ヤミクモに下ってゆくわけにもいきません。この日、最大の難関でした。 |
South Fork Kings Riverは、ハイシエラの雪解け水を集めて大暴れしていました。この川の渡渉で力尽きてしまい、この先ちょっとだけあるいて森の中でキャンプしました。 夕方、キャンプサイトでJohn Muir Trailを南下中の2人の若者とすれ違いました。あすは彼らの足跡をたどれると思うと少し安心しました。 |