
|
|
| 朝のテントサイトで少し朝日が見えただけで、時折にわか雨がやってくる気まぐれな天気が続きます。歩き始めて2時間あまり、トレイルは牧草地の中へと続いていました。「田舎の暮らし」の中を歩くのも、アパラチアント・レイルの大きな特徴です。前年に歩いた PCT では考えられませんね。 |
|
|
| 雨は強まる気配なし。雨は、降るというよりも、強い風で、雨粒がどこかから飛ばされてきているような、なんとも珍しい天気です。そんなわけで、気になるのは、雨そのものよりも寒さ! きょうも黙々と歩きました。めざすはダマスカスの町です。 | 町に着く前に、テネシーとバージニアの州境を越えるので、何かサインがあると思っていたんですが、見つけることができませんでした。山をおりると、こんなふうにトレイルは住宅地の中へと続いていました。見えますかねぇ、木に AT のサインが打ち込まれています。 |
|
ダマスカスに着くと、トレイルは綺麗な芝生の公園(←)へと続いています。しっかり、White Blaze もあり、かわいらしいゲートには WELCOME の文字(→)も見られます。 AT が通る14個の州の中ではいちばん長いバージニア州がここから始まるのです! |
|
|
この町にはモーテルがありません。しかし、ハイカー専用のホステルが幾つかあって、私はスーザンが経営する Hikers Hostel にやってきました。この町で一番人気のある The Place よりも高い20ドルの料金ですが、彼女は洗濯をしてくれたばかりか、ズボンのホコロビを縫ってくれたり、郊外のスーパーまで連れて行ってくれたり…。本当に感謝です! |
|
|
| ダウンタウンには "Damascus Trail Days" の横断幕が。AT 沿線では、AT に関する祭を催す町が幾つかあって、このダマスカスでのイベントが最も大規模で有名です。開催はちょうど10日後。当日は、ヒッチハイクなどでここやってくるハイカーが多いのですが、私はパスの予定です。 | シャワーを浴びてすっきりしたあとはダウンタウンで買い物したり、電話をしたり…。そんなときに、彼らが声をかけてきました。いずれも AT ハイカーであることは言うまでもありませんが、男性3人は、かつて札幌の英会話学校に勤めていたと言うではありませんか! 「ラーメン、ススキノ」といった懐かしい言葉を聞きました。 |
|
"Hikers Hostel" で一緒になった "Just Bob" です。ちょっと怪しげな風貌ですが、私が AT で初めて出会った PCT スルーハイカーです。 彼が PCT を歩いたのは2001年。要した日数は5か月といいますから、ほとんど私と同じペースですね。私と違うのは、ザックが非常に小さいこと。彼が持つフレームザックはとてもシンプルで、テントを持っていないあたりは、さすが PCT ハイカーです。翌朝、私が起き出す前にトレイルに戻りました。 |
|