■トレイル史上最悪の危機! トレイル・エンジェルに救われました!■
June 30, 2005
DAY.083

 清水です。札幌のビール満喫しているようで、うらやましい限りです。私の旅は、きょう83日目、6月の最終日を迎えました。
 ダニやハチにかみつかれ、ガラガラヘビに脅されたうえに、猛烈にきついup-downのニューヨーク州と、苦難の連続だった6月は、なんと15回もモーテルやホテル、民家など、電気や水道の使える場所に泊まってしまいました。まったくこれじゃ、トレイルを歩いているなんていえません。
 そんな不運つづきの6月の出来事をすべて忘れさせてくれるようなエンジェルが、今日はNY Cityからやってきました。二度目の登場の鹿俣さん一家です。前回の日本そばに続き、きょうはすしの差し入れを二人前いただきました。ご主人が、私のサポートにとても積極的で、なぜならご主人も若い頃に世界を放浪し、数々のエンジェルに出会い、その恩返しがしたいというのです。旅をしたいという気持ちとともに、ホスピタリティも世代をこえて、受け継がれていることを強く実感しました。
 ところで、今日も夕方、恐ろしいほどの夕立があったのですが、テレビの天気予報では、今週末の独立記念日の3連休は全部晴れの予報を報じています。7月はいいスタートをきれそうです。

 今回の清水さんの写真は、一旦山をおりたところでしょうか、車道の脇の石の歩道を歩かれてます。後ろには森が見えます。ズボンの膝が破れていて、苦闘のあとが見えます。(も、もしかしてファッション?)
チエコ 札幌西野 - Wednesday, July 13, 2005 at 10:05:41 (JST)

 雨は夜通し降り続きました。顔は腫れたままです。歩き始めて1時間余りで線路を横切りました。ハチに刺されたせいか、天気がさいえないせいか、気分的にかなり沈んでいて、食欲もありません。まだ歩き始めたばかりですが、疲れきっていました。  尾根をひとつ越えたあと、また線路です。ここは単なる線路ではなく「Appalachian Trail」という名の駅! 電車が停まる週末には、New York City を往復することも可能です。
 まだ昼前ですが、ここできょうの行程はおしまい! モーテルをめざします!

 線路と平行して走っているニューヨークHWY.22 号線に出ると、広〜い道路の向かいに彼女を見つけました。何してると思います? 実は、うしろにあるキャンピングカーでホットドックやソーダを売っているんですねぇ。もちろん買いましたよぉ! 軽く腹ごしらえをして、ヒッチハイクを始めました。  彼がモーテルまで連れて行ってくれました。
 で、そのモーテルへ、鹿俣さんご一家が、日本食をたくさんもって再び駆けつけてくれました。
 ここ数日は、蒸し暑さ、雷雨、ダニ、ハチなど、トレイルにおける災いが一気に降りかかってきて、トレイル史上最悪の危機だったんですが、彼らエンジェルのおかげで、なんとか旅を続けることができました。言葉にできないほどの感謝です。

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happy trail