■ 森林限界を越え、寒さに震えながら歩きます! ■
July 23, 2005
DAY.106

 きょう7月23日(106日目)は、きのうまでとは激的に変わって、別の世界に来たような一日でした。何が変わったかというと・・。
 まずは風。きのうの夕方の激しい雷雨のあと、寒いくらいになり、きょうは山の上で北風を受けて、手がかじかむ寸前までいき、かゆくなりました。もちろん歩いていても汗は流れるほど出ず、きのうまでは汗をすってずっとびしょ濡れだったバンダナも、きょうは風になびくほど乾いてました。
 そして、もうひとつ変ったのは景色です。今までは、ほとんどが森の中を歩いていたのですが、きょうは、標高1500メートル近くまで登ったせいで、まわりは岩場とか草原で、今まで歩いてきた山や、これからゆく遠くの山が抜群に良く見えたのです。「山に登ったぞ〜!」という実感をこのトレイルを歩き始めて、初めて感じたような気がします。
 さらに、これから先のトレイルで待ち構えている冷たい雨や冷え込みに備え、けさ出発した町で、夏物の衣類から一部防寒用の装備にかえたのも、きのうまでと雰囲気が変った要因です。今夜は久々に標高の高い所でのキャンプなので、寝袋に入ってねます。おやすみなさい。

 傾斜がある緑地に比較的大きな一枚岩が顔を出しており、そこでビールの CF の如く清水さんが PET ボトルの水を"グビグビ!プハーッ!"と豪快に飲んでるフォトカードです。とても生き生きしてて、パワーを感じました!!
ゴキブリ2号 大阪府吹田市 - Friday, August 19, 2005 at 19:36:32 (JST)

 同じホステルに泊まっていた "Flip-flopper"プロの写真家。彼が持っているカメラは、なんとフィルム1枚が何百円もする大型の蛇腹つきのカメラです。珍しい日本人ハイカー(私のこと)はモデルを頼まれました。

 きのうの激しい夕立のあと、夜通し細かい雨が降っていたんですが、朝になって、急速に天気は回復してきました。

 この町を発つと、トレイルは森林限界を越え、見通しのいい稜線へと続いていました。きのうの雨のあと、とても強い寒気が流れ込んできたようで、体当たりしてくる風は、この夏になって初めて感じる冷たさです。  Mt.Moosilauke の頂上です。いったんはすっきりと晴れたんですが、日が高くなると、低い雲が広がってきました。明らかに寒気が造り出したしぐれの雲です。シャツ一枚では、寒くて長い間休んでいるわけにはいきませんでした。

 黒い雲が低い空を通り過ぎると、突然、日が射してきました。風がとても強く、なんだか不気味な空もようです。  1000m以上の標高差を駆け上がり、今度は下りです。それも単なる下りではなく、強烈な急斜面です!

 つるつるした一枚岩の斜面には、階段のように木が打ち込まれています。ちょっと足を滑らせたら、まっ逆さま! ここまでしてハイキングを楽しんでしまおうというアメリカ人には頭が下がります。

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happy trail