■ とうとうやってきました、最後の州、メイン州です! ■
July 30, 2005
DAY.113

 やってきましたメイン州!! きょう7月30日、歩き始めて113日目にして、アパラチアントレイル14番目で、かつ最後の州、メイン州に入りました。
 ここ数日、私とは反対向きに歩いている南行きのハイカーから"あとひと息だネ"とか"コングラッチュレイション"と言われるほど、ゴールが近づいてきました。とはいうものの、まだ280マイルほど残っているうえに、メイン州は、地形的にも、天気的にも、一番ハードなエリアなので、一段と気を引き締めてのぞまないと、たいへんな事故にもつながりかねません。いつでも初心を忘れないことが大切です。
 さて、山登りといえば,地図とコンパスはつきものですが、このアパラチアントレイルを歩くうえで、地図を持っている人は多いものの、コンパスを見て歩く人は、まず見かけません。私は、地図もコンパスも持っているのですが、コンパスを使い始めたのは、ほんの数日前からです。なくても、困ったり、道に迷ったりすることはまずないのですが、森林限界をこえて、見通しのいい尾根に出ることが多いので、これからゆく山並の方向やその形などを知ることがとても楽しいのです。"次はあの山をこえて、次はこっちの山、テントをはる場所までは、あといくつ山をこえて...。"と考えるのが、ロングトレイル歩きの大きな楽しみのひとつなのです。こんなふうにして、あと3週間ほど旅がつづきます。

 切手に消印がなかったんですが、はがしてリサイクルしましょうかね(冗)
Hyakusho-no-ie/Kanda  - Friday, August 12, 2005 at 21:40:29 (JST)

 森の中、ひっそりと群れをなして芽を出しているのは、なんとも不思議な植物です。白い肌に、どことなくゼンマイに似たこの生物は、インディアンパイプと呼ばれているヒースの仲間です。アメリカ人って本当にユニークな名前をつけますねぇ。アパラチアントレイルでは、この植物、けっこう頻繁に見ることができます。

 昼前、Gentian Pond のほとりにたつシェルターでひと休みです。シェルターの中にカメラをセットして撮ったのですが、少々ピンぼけです。ちなみに、このシェルターは、ニューハンプシャー州で最後のシェルターです。  Mt.Success の頂上へ向かって高度をあげてゆく途中で、きた道を振り返りました。稜線は不思議なことに、湿地帯のようになっていて、木道が敷かれています。
 遥か遠くには Mt.Washington が見えています。

 午後1時過ぎ、とうとうやってきました。アパラチアントレイルで最後の州、メイン州です。  眼下の平原に見えますかねぇ? 車が舞いあげる砂ぼこりが。このところ、晴天続きで、ニューイングランドの森はかなり乾燥しているようです。

 午後5時過ぎ、North Peak の頂きから行く手を眺めます。真ん中に見えている、こんんもりとした山が Fulling Mill Mountain で、その手前の鞍部にきょうのお宿・Full Goose Shelter があります。そして、 Fulling Mill Mountain の向こう側の谷は、アパラチアントレイルにおける最難関Mahoosac Notch です。あす、そこを通るのですが、ちょっとビビっています。

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happy trail