■ 憧れのムースと出会い、幻想的な月夜を迎えました! ■
August 17, 2005
DAY.131

 ゴールおめでとうございます! で、ムースが写った葉書が届きました。

 きょう8月17日は、歩き始めて131日間の中で最高に素晴しい一日でした。なんで最高かというと...まず、ムースに出会えたこと、それも2頭も。一頭は、明け方5時前テントから出た時に、すぐ隣の干しあがった沼に食事に来ていた大きな角を持ったオスで、もう一頭は昼過ぎ、トレイルに現れたメスです。どちらもサラブレッドほどの大きさで迫力満点でした。
 そして、40日ぶりに25マイルの距離を歩けたことです。テント場の湖畔に着いた時はまだ夕方5時半で、この先3マイル先のシェルターまで行ける勢いだったのですが、ここでやめときました。なぜなら、この湖畔のテントサイトが最高に素晴しいロケーションなのです。
 半島のように湖の中につきでた松林で、夕陽で輝く湖面が手の届きそうな所にあります。アパラチアントレイルのテント場は見晴らしのいい場所にないので、このテント場は別世界のように感じられます。
 そして、天気も朝の小雨もようが、うそのように日中は晴れ上がり、夕方になって寒い位に冷えてきました。けさ寒冷前線が通過したためです。空がとても澄んでいるので、今夜あたりは星空でも撮ろうかな...と思っています。ゴールまであと52マイル8/21に到着予定です!!

札幌 札幌市 - Monday, August 29, 2005 at 14:42:33 (JST)

 小雨の中、キャンプサイトを離れ、ここ White Cap Mtn. に登り詰めました。ガイドブックには「メイン州で最高の展望!」と書いてあったのですが、ごらんのとおり濃い霧で見通しは100メートルほど。目には見えませんが、猛烈な風は体を吹き飛ばしてしまうような勢いです。  どうやら荒れていたのは標高の高い所だけのようでした。下りにさしかかると雲が切れ、見通しが良くなりました。しかし、低い空に浮かぶ輪郭のはっきりした雲は、寒気が流れ込んできていることを明示しています。北の大地に、冬の足音が聞こえてきたような気がしました。

 あれ? 海? と、思えるほどに広く、波立っています。おまけに岸は砂浜。山の中に現われた Crawford Pond です。雲は減ってきましたが、相変わらず強い風が吹いています。  ジョージアを歩き始めてから無数に見てきたエンレイソウが、真っ赤な実を結ぶ季節になってきました。ゴールが近づいてことをいやでも実感する瞬間です。

 これが、最高のロケーションのAntlers Campsite です。猛烈に風が強くて、テントをたてるのに悪戦苦闘したばかりか、コンロで食事をつくるのにもひと苦労しました。だけど、風のおかげで、濡れたシャツもズボンもカラカラに乾いてくれました。  POSTCARD には「星空を撮ろう…」なんて書いたのですが、日没とともに満月が昇ってきて「明るい夜」になりました。でも、月明かりが大きな Lower Jo-Mary Lake の湖面に映り、「幻想的な夜」でもありました。

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happy trail