彫刻屋台


 大沢町には、2台の彫刻屋台があります。例年八坂祭で屋台を曳き廻していましたが、ここ35年程
 残念ながら屋台を出していませんでした。

 過日、今市と鹿沼の文化財審議委員の方々が、ぜひ下町の彫刻屋台を組み立てて見せて
 ほしいとの以来があり、私も屋台の組み立てに参加しました。
 参加者のほとんどが組み立ての経験がないか、忘れてしまっていて手探りの作業となりました。
 軸組の番付どおりに組み立てていたのですが、合わない箇所がでてきました。そこで分かった
 ことは、裏番付といって正面でわなく裏から見た番付だったことです。
 大工は、越後の松井利平と墨書してあり、裏番付を越後では用いているそうです。

 今回の審議委員の調査で、明治9年の製作であることが分かりました。
 彫刻は、大平町を本拠とした磯辺一族で、一部未完成か紛失したのでわということでした。
 しかし立派な彫刻屋台だということです。

 久しぶりに屋台を見て、お囃子を聞きながら屋台を曳き廻した子供のころを懐かしく思い出し
 ました。 



唐破風の屋根

前鬼板と前懸魚の龍の彫刻

正面

後面

車隠の唐獅子彫刻


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