(5)「ショートステイ宇治川福祉の園」事業報告
家族の心身の休養等のために、知的な障害を持つ利用者の昼夜の暮らしを一時的に支援することによって家族の介護負担の軽減を図っている。同時に利用者は食事や入浴だけでなく、余暇の時間を友だちと一緒に音楽を聞いたりテレビを見たりトランプをしたりして楽しむことに繋がっている。法人以外の利用者も、回数を重ねるごとに緊張もほぐれて、本来のリラックスした姿がみられるようになっている。職員やスタッフに対し、基本的な介護技術・障害特性、接遇について随時助言を行うと共に、利用者個人の配慮事項など共通認識として、安心して利用いただけるよう心がけている。 1)短期入所(とまる) 個室や二人部屋・畳の部屋・ベッドなどの居室条件を活用して、利用される方の状況に合わせることで、男性・女性の部屋の組み合わせも容易になり、希望日どおりの宿泊がしやすくなった。保護者からの要望を受けて、利用日を月曜夜〜日曜日の昼(隔週)までとしたことで、緩やかに利用率も上がった。また少人数の時は檜風呂を利用し、テーブルを囲んでだんらんするなど、落ち着ける雰囲気を心がけている。 今年度も宇治市以外の相談支援事業所等からの問い合わせや利用希望が増えた。大きな風呂は人気があり、新規利用に繋がった。新規利用者の中には外泊経験のない方もあり、日程や同泊する方の相性等マッチングを考慮することにより、安心して利用継続できるよう人的な環境も配慮している。( |
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定 員 |
8名 |
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契約者数 |
区分 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
合計61名 |
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人数 |
1名 |
5名 |
13名 |
20名 |
10名 |
12名 |
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施設整備 事 業 |
事業名 |
目 的 |
総事業費 |
財源・助成団体 |
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補助金等 |
府・市 |
事 業 名 |
金 額 |
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京都府 |
民間社会福祉施設サービス向上補助金 |
238,344円 |
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心身障害者サービス利用支援事業費補助金 |
334,800円 |
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介 護 給付費 |
・介護給付費 19,061,994円 ・利用者負担金 1,050,880円 |
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2)日中一時支援(でい) 家庭に介護する者がいないことで、一時的に見守りの支援が必要と市町村が認める障害者に対し、日中における活動の確保、日常的に家族が就労又は介護している家族の一時的な休息を目的とし、日中支援及び夕方の支援を実施した。 @日中支援(10時〜16時まで) 週1日〜2日程度の利用者2名。一人一人の状況に合わせて、居室でゆっくり休んでもらったり、宇治川の生活介護の中で作業や余暇を楽しんでもらったりして過ごした。他の利用者と一緒に過ごすことで刺激を受け、表情が和らいで前向きな言葉や行動が見られる場面があった。 A (イブニング枠支援)(16時〜21時まで) 保護者の都合や体調不良・入院等の事情を受けて、介護負担の軽減をはかるために、入浴・夕食の提供と自宅への送りを行った。一緒に過ごす利用者同士は、おしゃべりしたり音楽を聴いてくつろいだりしながら、いつもの生活を大きく変えることなく日中活動を継続させることができるため、利用者も増えている。 イブニング枠の時間帯に、利用者の体調不良やてんかんの連続発作・浴室での転倒・備品の破損等で、職員に応援を求めて対応せざるを得ないことが増えてきた。その際のマニュアルを再検討して実情に合うように改善し、職員・スタッフに周知して、迅速な対応ができるように再確認した。 |
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定 員 |
1単位 15名 |
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契約者数 |
区分 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
合 計 57名 |
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人数 |
0名 |
2名 |
11名 |
20名 |
10名 |
14名 |
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施設整備 事 業 |
事業名 |
目 的 |
総事業費 |
財源・助成団体 |
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補助金等 |
府・市 |
事 業 名 |
金 額 |
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円 |
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利用料 |
・利用料 15,427,700円 ・利用者負担金 2,198,400円 |
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