ギリシャ・トルコ

(2001.06.12〜06.22)

6月12日 13時10分発のTK51便にて一路イスタンブールへ。現地時刻19時45分到着、夕食は機内食だったので、入国手続き後はまっすぐホテルへ。でもホテルでは軽食がでた。ヨーロッパは乗っている時間が長い。 今回はイスタンブール到着まで12時間35分の所要時間だった。老体にはちょっときついかなー。特にエコノミークラスでは足の置き場に苦労するから・・・。

6月13日 いよいよ観光がはじまる。高さ54m、直径31mの大ドームを持つアヤソフィア大聖堂。AD537年に6年近い歳月をかけ完成したものだそうで、ビザンチン建築の最高傑作といわれているそうですが、ビザンチン建築なるものが私にはよくわかりませんでしたので、ふーんと聞くだけ。モザイクのキリスト像、聖母をはさんだアレクシオス帝と、イレーネ王妃像はよかった。建造には領内各地の古代神殿や建築物の石材が使用されたという。

次にトプカプ宮殿地下貯水池を見学、普通は地下宮殿と呼ばれているそうです。たて140m、よこ70mの広さがあり、8mの長さの石柱336本で天井を支えている。最近、底にたまった泥をさらったところ、メドゥーサの首が二つ、柱の土台として現れた。どういう意図でかは不明らしい。現在は溜まった水の上に回廊が設置されていて、内部を一巡できる。

ブルーモスクは、内部の壁や柱が青を基調にした美しいタイルで飾られていることから、ブルー・モスクと呼ばれている。高さ43m、直径27.5mのドームをもつ。たくさんの小窓から入る光、ステンドグラスなどで幻想的な雰囲気になるから不思議だ。
グランド・バザールにも案内してもらった。最初のころは小さい市場だったらしいけれども、今は増築を重ねて大バザールとなったという。商店の数は約4400軒あるといわれる。アクセサリー、宝石、じゅうたん、皮製品、銅製品、陶器、布地などおみやげはほとんど揃う。粘り強く交渉すると安くしてくれることもある・・かも。
夕食はベリーダンスショーを見ながらだった。生演奏によるもので、歌、民族舞踊などとセットのようだった。

6月14日 朝の便でギリシャの首都アテネへ。フライトはおよそ1時間20分くらい。空港から市内レストランまでバスで45分、日本食の昼食だった。日本のビールに日本茶、なんかほっとする。

午後はアクロポリスの丘の遠景が見られるという絶景ポイントだというフィロパポスの丘に立つ。確かにすばらしい眺めで、パルテノン神殿などがみられる所だった。
次にアクロポリスの丘に、暑い中、徒歩で登る。プロピュライア(前門)には、6本の円柱が並んでいるが、輪切りにしたものを積み重ねてつくられたものだという。ここには青銅で装飾した木製の扉があったが、17世紀中ごろトルコ軍が武器弾薬庫として使っていたところ落雷で爆発し、その後の戦いで大破している。現在の柱は復元されたものだという。パルテノン神殿はただただすごいというばかりです。
オリンピックスタジアムでは走りたくなるような感じになりますね。

国立考古学博物館の収蔵品数は非常に多く世界の中でも有数の博物館ではないだろうか。すべての作品をじっくり見ることは、私たちには時間がないので、選ぶか、駆け足で見るかしかないと思う。
夕方沈む夕日を見にスーニオン岬にいく。アテネから南東約70Kmにある。ポセイドン神殿跡もあり、エーゲ海も一望できる。エーゲ海に沈む夕日はとてもすばらしかった。

パルテノン神殿

スーニオン岬からみた夕日

6月15日 今日から三泊するエーゲ海クルーズだ。ピレウス港から手続きをすませて乗船する。オリンピック・カウンテス号18000トン。三泊するのは生まれて初めての経験だ。救命道具を実際につける訓練があった。各キャビンに備え付けのを使うのだが、客船ではこういうことは当然すべきことなのでしょう。でも使わなくてもいい旅ができることが最高です。

6月16日 この船を基点にして島々を観光するわけで、移動はすべて夜間ということになる。今日は終日ロードス島観光となり、船はその間ずっと停泊しているわけだ。
この島は温暖な気候で、新市街と旧市街にわかれている。私たちは城壁に囲まれた旧市街の方を巡った。ここは1308年からおよそ200年間、十字軍の聖ヨハネ騎士団が支配しころにつくられたものだそうで、今でも中世のまま保存されている貴重な遺跡らしい。確かに中世の建物と思われるものがあちこちに残っている。
騎士の館は豪華な調度品や床のモザイクタイルがすばらしい。石畳のような感じのする騎士団通りも中世の感じ。(生きていたわけではないけど)
昼食は生演奏とダンスを鑑賞しながら海岸沿いのレストランで。続いてロードスのアクロポリスの見学。頂上には修復中のアポロン神殿と前門が残っている。紀元前3世紀ころの建立らしい。風が強かった。名前を忘れたけれど高いところにある教会もみせていただいた。

午後6時ミコノス島に寄港。しばしの散策。街中を歩くとカナダのケベックのどこかで歩いたことがあるような街並みだった。その後すぐに船内にもどり、船内のレストランで夕食をとる。とてもじゃないけど、添乗員が一緒でないと船内で迷子ならぬ迷い大人になってしまいそうだ。

6月17日 パトモス島短時間の寄港なので聖ヨハネ修道院と黙示録教会観光。周囲の景色がよかったことと資料館があったような気がする程度であまり記憶はない。
午後1時クシャダス着。ここはトルコ共和国。ここの観光のメインはエフェソス古代都市遺跡だ。

この都市遺跡に近くなるとおみやげ屋さんが並び、そこを通ると入口になる。進んでいくと、大きい野外劇場あとがみえる。ここから左方向(南)に通りがある。この日は観光客が多く、こみあっていた。路面には足型が刻まれていて足の向く方向に娼婦の館があるという表示だったという。紀元前10世紀ごろにも、こんなのがあったということは現在と変わりないのだと思う。
図書館、墓地、富裕階級の屋敷跡もあり、地面にモザイクタイルをはっていたのが印象的だった。

川が運んでくる泥が港を沼地とし、マラリヤが大発生したりして人口が激減したこともあったそうだが、後に港は埋まってしまい、現在はのどかな町になっているという。水洗式の公衆便所跡、神殿跡、凱旋門など多数見られるが、発掘がもっと進めばまだまだあるのではないだろうか。

騎士団通り

エフェソスの都市遺跡

(その1)