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神社めぐり
神社めぐり 鴉 宮
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鴉 宮 所在地:大阪市此花区伝法2丁目
最寄駅:阪神難波線「伝法」下車、東へ200m、澪標住吉神社の次の交差点を南へ、約200m
当社は1215年(建保3年)伝法村の船問屋たちが村と港の繁栄を祈念し、天照皇大神、住吉大神、恵比須大神を勧請し、傳母頭(もりす)神社として祀った。
 1592年(文禄元年)豊臣秀吉が朝鮮出兵の時、渡航の安全を祈願したところ、社殿の奥の森より、三足の鴉(八咫烏)が現れ、「航海の安全守護のほか、瑞祥を示さん」とのお告げがあり、航海にはお告げ通り、八咫烏が出現、船内に祀ってあった住吉神像の杖の上に止まったという。秀吉はこのことに大いに感激し、無事平安に帰国した後、当社に「鴉宮」の名を贈り、自らが祭主となり、鴉が巣を成している場所を選定し、お墨付本宮社として遷宮したと伝える。
 1854年(安政元年)常吉神社、1877年(明治10年)申村愛宕神社、1911年(明治44年)秀野神社、1912年(明治45年)酉島神社、(昭和9年)北桜島神社を合祀し、現在に至っている。。
[参考資料] 『御由緒』 現地解説板
鴉宮鳥居 鴉宮由緒書
鴉宮鳥居。鳥居の奥に見えるのは拝殿の西側面。 鳥居の傍らに建てられている当社の由緒書き。
鴉宮拝殿 鴉宮本殿
鴉宮拝殿(左)、本殿(右)いずれも1931年(昭和6年)の再建で、共に国の登録有形文化財。
祭神は内陣に天照皇大神、住吉大神(4神)、恵比須大神を外陣に水神・市杵島比売大神を祀る。
鴉宮末社
境内末社。祭神は玉船大神、松尾大神、猿田彦大神、
菅原道真、軻遇突智大神、水神を祀る。
酉島神社(軻遇突智大神)、秀野神社(菅原道真)、
申村愛宕神社(軻遇突智大神)を合祀。。
境内社・琴平社。事平大神を祀る。
常吉神社(大国主命、事代主命、水神)・北港桜島神社(水神/白龍神)を合祀。

境内社・稲荷社。酉島神社、秀野神社を合祀。(共に祭神は宇迦之御魂大神)。 鴉宮の近く公園の一角に祀られていた八咫鴉神社
名前からして鴉宮と関係が有るように思われる。

 
   
[2014年8月22日参拝]

神社-142/TTL-760

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