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所在地:京都市上京区烏丸下立売下る堀松町
最寄駅:地下鉄烏丸線「丸太町」下車、北へ約200m |
平安時代の初期、菅原道真の父是善、祖父清公、曽祖父古人の三代にわたり住んだ屋敷跡と伝えられ、世に「菅原院」と呼ばれていた。また、菅原道真誕生の地とも伝えられている。
道真の没後、ここに一宇を建立して「歓喜光寺」と号し、併せて菅原父子を祀った小祠を建てたが、寺はその後、六条河原院の旧地に移転し、神社のみが残った。
解説板によると古地図には、烏丸、西室町、下立売、南椹木町の間を菅原院と記され、広大な土地であったらしいが、現在の天満宮はこじんまりとした神社であった。
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[参考資料] 『後由緒・現地説明板』 |
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御所の「下立売御門」に向き合う形で、神社はある。 |
鳥居の横には「菅家邸址」の石碑が建っている。 |
本殿の神は菅原道真、菅原是善、菅原清公の祀る。
(何故か曽祖父の古人は祀られていない)
境内社にはガン封じにご利益があるといわれる「梅丸神社」がある。 |
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他の道真の生誕地といわれる神社と同様、ここにも道真が産湯を使った井戸が残る。
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「天満宮御遺愛の石燈籠」が境内にある。一見したところでは、平安初期のものには見えず、比較的新しく感じられるのは気のせいか。 |
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[2004年4月20日参拝] |
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