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所在地:大阪市福島区鷺洲2丁目
最寄駅:JR環状線「福島」下車、聖天通り商店街を西へ、
了徳院門前の道を約150M、右手にあり |
当院の縁起は摂津八十八ヶ所霊場の中では最も新しく、1915年(大正4年)の創建である。開山の宜観和尚は、日露戦争の戦死者の霊を弔うため旧満州に渡るが、明治天皇の崩御に遭い、当地にて出家、その後高野山に登り、霊感を得て、大阪において寺を開いた。
本尊の厄除け弘法大師は、江戸時代初期の作で河内の寺にあったのを、宜観和尚が1919年(大正8年)に将来したもの。1945年(昭和20年)の空襲で、堂宇は全焼したが、本尊は難を逃れ現在に至っている。
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[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行 |
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摂津八十八ヶ所4番札所「了徳恩」より、1〜2分のところに持明院の山門がある。 |
本堂は戦災に遭い、戦後再建した。
本堂の場所も昔は奥まった場所にあったのが、再建時に現在の場所に移動、そのため境内は、大変狭くなったとのことである。 |
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境内にあった灯篭。かなり痛んでおり、聞けば戦災で残った、数少ないものの一つだそうである。
四国88ヶ所霊場の石仏も、
戦災で破損し、現在では数が
少なくなっている。 |
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摂津八十八ヶ所霊場 |
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[2003年11月1日参拝] |
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