「摂津国八十八ヶ所霊場」は江戸中期の安永年間(1772年〜1781年)真田山観智院(第16番札所)の月海上人によって開創されたと伝えられている。 今次大戦前は毎月21日には数万の善男善女が巡拝し、門前常に市をなす盛大さであったとのことであるが、不幸な戦中戦後の興廃を経て、六大院(第14番札所)先代住職小原孝澄氏が中心となり復興を発願。その後各寺院の協力を得て、1977年(昭和52年)先ず大阪市内の41ヶ寺の札所が結束し、霊場会を発足させた。 続いて、北攝、兵庫の各寺院も結束、1980年(昭和55年)に3地区の霊場をまとめ、『摂津国八十八ヶ所霊場』として、再興の一歩を踏み出し、今日に至っている。 |
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[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行 | ||
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NO | 寺院名 | 仏尊名 | 住所 | 道順 | 参拝日 |
第1番 | 法案寺 | 薬師如来 | 大阪市中央区島之内2丁目 | 「日本橋」下車境筋を北へ、日本橋北詰東へ150M | 03・09・21 |
第2番 | 三津寺 | 十一面観世音菩薩 | 大阪市中央区心斎橋筋2丁目 | 御堂筋線「心斎橋」下車、御堂筋を南へ三津寺筋角 | 03・09・21 |
第3番 | 和光寺 | 一光三尊阿弥陀如来 | 大阪市西区北堀江3丁目 | 千日前線「西長堀」下車、D号出口を北へ、最初の辻を右に折れ約100M、交差点の向かい側 | 03・11・01 |
第4番 | 了徳院 | 準胝観世音菩薩 | 大阪市福島区鷺洲2丁目 | JR環状線「福島」下車、聖天通り商店街を西へ約400M | 03・11・01 |
第5番 | 持明院 | 厄除弘法大師 | 大阪市福島区鷺洲2丁目 | 了徳院門前の道を約150M、右手にあり | 03・11・01 |
第6番 | 太融寺 | 千手千眼観世音菩薩 | 大阪市北区太融寺町 | 梅田より扇町通りを東へ、市営バス「大融寺町」前 | 04・01・17 |
第7番 | 富光寺 | 阿弥陀如来 | 大阪市淀川区加島4丁目 | 市営バス「加島」下車北へ、バス停横の信号を渡り北へ、香具波志神社を左へ、約200M右側 | 04・02・07 |
第9番 | 国分寺 | 薬師如来 | 大阪市北区国分寺町 | 地下鉄「天神橋筋6丁目」下車、A号出口を東へ、2つ目の辻を左へ | 03・09・19 |
第10番 | 寶珠院 | 大日如来 | 大阪市北区与力町 | 「南森町」下車、堺筋北へ、『南森町イシカワビル』を東へ300M | 03・09・19 |
第11番 | 善福寺 | 弘法大師 | 大阪市天王寺区空掘町 | JR環状線「玉造」下車、西へ約700M、明星学園北側 | 03・10・05 |
第12番 | 興徳寺 | 薬師如来 | 大阪市天王寺区餌差町 | JR環状線「玉造」下車、西へ「善福寺」南へ約100M明星学園東側 | 03・10・05 |
第13番 | 大日寺 | 子安大日如来 | 大阪市城東区鴫野東3丁目 | JR学研都市線「鴫野下車、城東小学校裏、 八剣神社隣り |
04・02・13 |
第14番 | 六大院 | 大聖不動明王 | 大阪市天王寺区餌差町 | JR環状線「玉造」下車、玉造筋を南へ、バス停 「真田山」を西へ、明星学園西南角 |
03・10・05 |
第15番 | 圓珠庵 | 十一面観世音菩薩 | 大阪市天王寺区空清町 | JR環状線「玉造」下車、玉造筋を南へ、バス停 「真田山」を西へ、「六大院」の交差点をはさんだ向かい側 |
03・10・05 |
第16番 | 観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 大阪市天王寺区城南町 | JR環状線「玉造」下車、「六大院」「圓珠庵」を南へ約200M、高津高校前 | 03・10・05 |
第17番 | 正祐寺 | 大日如来 | 大阪市天王寺区上本町7丁目 | 近鉄「上六」下車、上町筋東側の歩道を南へ約300M | 03・10・08 |
第18番 | 宗恵院 | 大日如来 | 大阪市天王寺区生玉前町 | 谷町線「四天王寺前」下車、谷町筋東側の歩道を北へ400M | 03・10・05 |
第19番 | 藤次寺 | 宝生如来、 如意宝珠融通尊 |
大阪市天王寺区生玉町 | 谷町線「谷町九丁目」下車、交差点の西南角 | 03・10・05 |
第20番 | 自性院 | 聖観世音菩薩 | 大阪市中央区中寺1丁目 | 谷町線「谷町九丁目」下車北へ地蔵坂下る、 高津神社北側 |
03・11・08 |