|
所在地:大阪市城東区鴫野東3丁目
最寄駅:JR学研都市線「鴫野下車、城東小学校裏、八剣神社隣り: |
当山の縁起は、弘仁年間(810〜24年)弘法大師が当地を訪れた折、難産に苦しむ女性が苦しんでおり、救いを求められたので、大師は世の女性の難産を除かんがため、一刀三礼で自ら子安大日如来を刻み、安置したのを創建とする。
また、豊臣秀吉が大坂城築城の際、鬼門除けの寺として参拝したとも伝わる。
本堂にはこの弘法大師手作りの大日如来のほか、如意輪観音、不動明王や釈迦如来、阿弥陀如来、などの優れた仏像が安置されており、信仰の場として賑わっている。
|
[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会 |
|
お寺の入り口。正面に隣接する「八剣神社」の鳥居が見える。 |
本堂は先の大戦で空襲を受けたが、焼夷弾が不発に終わり、幸いに屋根の一部と床の一部が焦げるだけにとどまっている。(本堂内陣の床には焦げ跡が残っていた)
訪れた日は本堂で、近所の子供たちの習字教室が開かれていた。 |
|
|
境内にある宝篋印塔。鎌倉か室町時代のものとのことで風化が進んでいる。1995年(平成7年)に保護のため屋根が取り付けられている。 |
|
|
|
摂津八十八ヶ所霊場 |
|
|
|
|
|
|
|
[2004年2月13日参拝] |
|
|
|