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所在地:交野市私部5丁目
最寄駅:京阪交野線「交野市」駅下車、東へ約400M,
交野市役所別館の東隣り保育所の角を曲がり、突き当たり。 |
想善寺の創起は天正年中(1573〜92年)この地の惣善なる人が一宇の堂を建て、念仏生活をしたのが始まりで、後にそれを想善寺と称したと伝わる。
1692年(元禄5年)の私部村寺社書上帳によると、境内東西6間、南北11間の中に、藁葺の本堂兼庫裏、地蔵堂、観音堂があるばかりの簡素なものであったが、その後住職遍空の代の1790年(寛政2年)に檀家富田某の私財と、領主畠山義紀に大檀越足らんことを願い、多くの喜捨を得たので、本堂、庫裏、山門等を総瓦葺で再建することが出来た。現在の堂宇は当時の姿を伝えるという。
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[参考資料] 『交野市史』 交野市編 |
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想善寺の山門。 |
想善寺本堂。
寛政年中に建てられた本堂は1969年(昭和44年)10月に、大屋根の一部が崩れ落ちたが、その年の11月には修復がなった。
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地蔵堂(上の写真)と地蔵堂の前に集められている数多くの石仏。 |
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境内に建つ六字名号碑。
「文禄3年(1594年)」の年号が刻まれているとのことだが、目視では確認できなかった。 |
境内に建つ三部経経塚碑。
1861年(文久3年)当寺の傳久なる人の建立。 |
境内にそびえる大イチョウ。秋には無数の銀杏がなるという。
交野市の保護樹木に指定されている。 |
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河内三十三所観音霊場 |
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[2008年2月25日参拝] |
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